本日は故あって、近隣の神社を一度に3ヵ所も廻ってしまいました。
それぞれの神様が、びっくりしているかも。
最初は、地元の布多天神です。
境内には七夕の短冊が竹に結ばれて、ゆらゆらとしていました。願い事が叶うと良いですね。
この神社では毎月第一日曜日に「手作り市」が開かれています。私はそこで着物リメイクのややさんとお会いすることになっていました。というのも、先月、着物のリメイクをお願いしたのですが、念のため、似たような上着を持参してくれたのです。
直していただくのは、こちらの着物です。
「手作り市」の様子です。まだ朝早いので、ゆっくりとしていました。
こちらは見本の上着を拝借して着たところ。絽の着物をリメイクしたものですが、銀の模様が涼しげで素敵ですね。
ややさんには、上着の丈をもう少し短くして、袖付けをゆるめにするようお願いしました。
できあがりが楽しみです。
さてその後は、研究テーマにしている「享保期の武蔵野新田の今」を調べるため、三鷹市に向かいました。
三鷹市には、井口新田、野崎新田、大沢新田、深大寺新田があります。250年ほど前に開墾された畑ですが、それが今、どのようになっているのか、また新田の人々の中心であった神社はどのようになっているのかを探るため、歩いて調べることにしたのです。
まずシルバーパスを使って調布駅から出発、「西野」というバス停で降り、御嶽神社というところを探しました。
ちょっと奥まった静かな住宅街にありました。
神社の周囲はほとんどが住宅地になっていましたが、井上さんの子孫の方の畑が見えました。近くには立派なおうちもありました。
しばらく歩くと、面白い道路を見つけました。道がYの字のようになっているところでした。昔、畑の区分けでこのような形になったのだそうです。三鷹市の教育委員会から教えていただいた不思議な道路ですが、確認できました。
かなり歩いたところで「井口八幡入口」というバス停が見えました。目的地は近そうです。
このあたり、果物を栽培している畑が多くありました。こちらはキウィフルーツのようでした。
神社らしき建物が見えました。こちらです。
かなり広い敷地の神社でしたが、由来などが書かれた説明板は一つもありませんでしたが、井口新田に際して創建された神社です。
境内をぐるぐる回りましたが、毎年9月15日にはお祭りが開かれているようです。
このあたりの神社は武蔵野国多磨郡の神社ですが、江戸時代の新田開発に伴い、村の鎮守として建てられた神社です。ですからもう250年ほどだっているのです。
神社が建てられた時期や、元の目的が分かると面白いですね。
炎天下をかなり歩いたので、さすがに疲れました。
調布行きのバスに乗り、戻りました。
この日は36度ほどあったようです。さすがに暑かったですね。
この日のルート。
青は徒歩、赤はバス利用です。
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