昨日は、「日本と西洋の絵画コレクションに見る美の世界」というタイトルの、ちょっと教養高そうな講座に出かけてきました。
ところが会場に入ってびっくり。
そこはまさにおじい様ばかりの世界だったのです!
一瞬、場所を間違えたのかと思ってしまいました。
定年退職年齢などとっくに過ぎて、悠々自適なおじさまばかり、いや、おばさまもいらっしゃったし、ところどころ若い人もいました。
が、世の中にはこんなに美術に関心のあるお年寄りが多いということには、たまげてしまいました。
この講座はまず画家である講師から絵画の説明をレクチャーしてもらい、そしてその次には美術館に行ってその絵画を鑑賞して、そしてまたレクチャーを受けるという3回連続の講座です。
(酒井抱一 「朝陽に四季草花図」 絹本着色)
今回は江戸絵画のコレクターであるギッターさんという人のニューオーリンズにある美術館(と言っても彼のおうちだそうです)からその絵画が運ばれて、千葉市美術館というところで開催されるというので、来週、見て行きます。
ギッターさんと言う人は本業は眼医者さんだそうですが、50年ほど前に5年間日本に滞在していた間に日本美術に興味を持ってしまい、あれこれ日本美術作品を集めたそうです。
その絵画は私の好きな酒井抱一や伊藤若冲などの琳派や浮世絵、そして明治時代の作品などというので、楽しみにしています。
市のバスで千葉まで行くのですけれど、この講座の参加費は、入館料の1000円と高速道路代の200円の合計1200円で連れて行ってくれるので、自分で電車で行くよりも安上がりですよね。
高い市税を払っているので、このような催しには参加して元をとらなきゃ。
(伊藤若冲 「白象図」 紙本墨画)
◆千葉市美術館「帰ってきた江戸」のページはこちら▼
◆ギッターさんのコレクションのページはこちら▼
6 件のコメント:
今年もますます精力的にお勉強!
さすがにとしちゃんと感心しながら見ています。
市の教養セミナーのようなものを上手に利用するのはいいわね。
私も興味があるものがたまにあるけど時間がないなぁ・・・
(税金少ししか払ってないからしょうがないか。。。笑)
としちゃん、これウチの市で募集していた講座なの?広報はわりとよく見ているほうだと思うけど、気づかなかったわ。
美に対する感性が磨かれそうな講座ね。講義だけでなく、実際に美術館へ行って観賞するというところがいいわ。その後にレクチャーを受けたら、より理解が深まるでしょうね。
さとさんなら税金はたっぷり払っているでしょう。私はほんのちょっとですけれど、子どもでもいないと払い損ですよね。
うちの市は割といろんな面白いイベントを考えてくれるので、安い楽しみを見つけられますよ。
ただしあまりにおじいちゃまが多いので、それが考えものだわ。
マサさん、この講座は年末に掲載されていたので、忙しくて気付かなかったのかも。でもすごく人気がある講座で、申し込みをたくさん断ったそうです。
最初にスライドで作品を見ていくので、実物と出逢った時の感動というか感想もまたちがったものになると思うわ。
ギッターさんと言う人、すごくたくさん収集しているので、びっくりしました。
これは至れり尽くせり...
美術館でただ見る、と云うことに最近興味が沸きません。
横に貼ってある解説を読んでいる時間の方が
よほど長いのでw
先入観なしに見るのもいいですけど
やはり何事も、専門家の解説はおもしろいですよね。
うちの市にもこんなのあればいいなー
史子さん、そうですね、美術館とか博物館に行くときは学芸員の解説や講義があるときに行くと、やはり見方が違ってきますね。時代背景などもよく分かるので、面白いですよね。
うちの市は、こういうことは割といろいろ考えているようですよ。でもFC東京を応援しているので、それが気にくわないの。サッカーなどは個人の趣味なので、市税は使ってほしくないのですよ。
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