またまた地元の骨董市で格安のものを買ってしまいました。
今まではワンコインが最低だったのに、なんと今回は2枚で800円というから、1枚当たり400円でした。
1枚目はこれ。(拡大写真なので分かりづらいかもしれませんが。)
レトロな道行です。
道行というのは、着物の上に羽織るコートのようなものなのですけれど、だいたいがおばさんぽくて、私はあまり着る気にはならないのです。
それで今のように寒い時には洋服用のマントを着ているのですけれど、あまりお目にかからないようなレトロな道行を見つけました。
深緑色のレースっぽい別珍にその下に黒の生地が重なっています。
襟の打ち合わせは七五三で三歳の女の子が着る被布のようにお花のようになっています。
着るとこんな感じ。ぽこぽこしているところが面白いでしょ。
真冬にはちょっと寒いかもしれないけれど、でもお洒落で気に入りました。
もう一枚はピンクの紬。
この年になってピンクはちょっと恥ずかしいのですけれど、骨董市のおじさんが
「ちっとも派手じゃないよ」と言うので、買ってしまいました。
しゃきしゃきした生地が気に入りました。
すごく小さいサイズなので、普通の人では絶対に着られないくらいです。
帯はこちらはワンコイン。
ぱっと見た時には、色がきれいなのでテーブルセンターにしようと思って買ったのですけれど、ちょっと試しに締めてみたら意外といい感じ。
拡大してみると、面白い柄ですよね。鹿のような動物が飛んでいます。
地味な黒の着物にも合うので、テーブルセンターはお預けかな。
これだから、骨董市めぐりは楽しくて止められないわ。
2 件のコメント:
ピンクの紬なんてあるんですねー
洋服で言ったらツイードみたいな感じかな?
昔の映画で、赤い無地で紋を抜いただけの着物を
お通夜の席で来ているシーンがあってびっくりしましたが
無地と云うのはむしろ地味なんですね。
でも織目で変化があって優しい感じ。
道行もすてき!!
超好みですwww
史子さん、この道行、史子さん好みでしょう! なんともレトロっぽくて昭和の香りがするのが気に入りました。
着物の世界では色無地に紋を入れた着物というのはすごく格調が高いものだそうですよ。無地で地模様が浮き出たものは素敵ですよね。
昨日、三味線の先生は薄いピンクのさやがた(卍みたいな柄)の色無地でとても素敵でした。
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