今回の旅行は広島県がメインでしたが、実はお隣の山口県にも足を伸ばしたのです。
というのも、山口県にある錦帯橋に行ってきたのです。
2日目も前日と同じ黒っぽい大島の着物(うたどんさんのお母様からのいただきもの)です。
帯はさとさんからいただいた万能帯です。
自前は帯揚げと帯締め、だけ・・・。
宮島口から、山陽本線に乗って、山口県の岩国まで行きました。
電車を降りたら雨がポツポツと降ってきました。
それでもバスに乗って錦帯橋まで。
途中から雨が本降りになってしまい、あーあ。
錦帯橋は雨にむせんでいました。
この橋は、毛利家に仕えた吉川広家という人が錦川に架けた江戸時代初期に建てた5連のアーチ型の橋です。
以前は洪水で橋が流されることが多かったそうで、洪水に耐えられるようにこのような形の橋にしたそうです。
その後、台風などの被害で何回かの修理があったそうですが、寛政年間からその後200年以上、形は変わっていないのだとか。ふーむ、素晴らしい。
橋の下から橋の裏側を眺めてみたかったのですが・・・・。
豪雨のため、橋のたもとまでも行きつきませんでした。
目の前にある休憩所でココアをいただいて、冷えてしまった身体を温めました。
この橋を渡ってみたかったのですが、さすがに着物に草履では雨の中を歩く気にはなれませんでした。橋の上ですってんころりんと転んだら大変ですものね。
しかたなく、このビルの屋上まで行って、上のほうから橋を写しただけでした。
こちらがその風景です。
町の中を歩いてみたかったのですが、どしゃぶりになってしまい、諦めました、
宮島口から岩国までの往復の電車賃 640円。
岩国からのバスの往復料金 480円。
合計1120円がもったいなかったですね。
岩国ではこれからオスプレイが飛ぶことになっているようなので、バスの中で出会ったおばあさんが、「こんなことは絶対に困る」と話していたのが、印象的でした。
そうそう、岩国は宇野千代さんの生家があるところでした。
ちょうど宇野さんのエッセイを読んでいたところなので、親近感がありました。
駅にも宇野さんのコーナーがあり、桜をデザインしたお土産が売られていました。
往復しただけで、何の収穫もなかった岩国を後にして宮島口に戻り、ホテルに預けておいた荷物を引き取り、雨の中、今度はフェリーで宮島に向かったのでした。
(この項、まだまだ続きます)
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