サイクリングの終点は、お隣の市にある「郷土の森博物館」▼でした。
ここは多摩川沿いの広大な公園の中にあります。
府中は歴史のある町で、武蔵国の国府でした。
大國魂(おおくにたま)神社▼は大化の改新の以前に建てられたかいうそうですので、実に1400年以上の歴史があるところです。
また甲州街道の宿場町としても発展したところです。
今は府中競馬場やサントリービール工場が有名ですね。
「郷土の森」の敷地の中には古い建物が復元されています。
旧府中町役場。
大正10年に建てられた洋風建築です。
こちらは旧島田家住宅。
明治21年築の蔵造りの店です。
「島田薬舗」の看板は、明治の三筆のひとり巌谷一六の書です。
お店の中には、お雛様が飾られていました。
お人形だけでなく、いろいろなお道具も揃った豪華なひな壇でした。
他にも旧府中尋常高等小学校や、旧府中郵便局、水車小屋などがあります。
またここにはプラネタリウムもあり、家族連れの人気スポットとなっています。
ちょうど梅まつりが開催中でした。
満開の一歩手前くらいだったでしょうか。
まずはサイクリングで体力を使ったので、お団子をいただきました。
「飛騨高山直送」と書かれていましたが、ほんとかな。
梅の木の下で、野点も行われていました。
とても大きなしだれ梅。
「藤牡丹枝垂れ(ふじぼたんしだれ)」というそうです。
やはり白梅が清楚で可愛らしい。
蝋梅。
白と紅が一つの木で咲いていた珍しいもの。
梅には一重、八重がありますが、私は一重の方が梅らしくて好きですね。
青い空と白い梅、赤い梅がほんとうにきれいでした。
多くの方が楽しんでいました。
これは「やばい」!
梅を眺めた後は、軽くお昼を食べて、帰路は夫とは別行動にしました。
ところがどういうわけか、家に着いたのは同時でした。
この日は自転車だったのでパンツ姿でしたが、観梅には、着物で行けば良かったかなと思いました。
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