先日、神楽坂にある鰻の老舗「志満金」で「和の雛祭りランチ会」が開かれました。
ちょっと一足早い雛祭りでしたが、とても素敵な会でしたよ。
出し物は、常磐津齋櫻さんの三味線、福原鶴十郎さんの鳴り物、太田真采世さんの書、山村若三さんの日本舞踊という豪華メンバーによる、歌と踊りと書のパフォーマンスでした。
歌に合わせて、太田真采世さんが文字を書かれました。
素晴らしいと思ったのは、真采世さんは、ピンクのうちわにお客様一人ひとりに違った文字を描いて、配られたことでした。
私がいただいたうちわには、「春」という文字が書かれていました。
お隣の方の文字は「都」でした。
それぞれの方にふさわしい文字が行き渡ったようでした。
また一度はやってみたいと思っていた投扇興にも、挑戦することができました。
扇を指先で構えて、それを1メートルくらい先にある、小さな的に当てるのです。
第一回目はうまく行きませんでした。
それでも二度目の挑戦では「ふわりと飛んで~」と念じたおかげか、見事命中。
賞品は、真采世さんのお手本のボールペン習字のテキストでした。
これは文字のコツが書かれていて、分かりやすい内容でした。
美しい文字が書けると、ほんとにいいですよね。
もちろん志満金のお食事もおいしかったです。
鰻のお重だけと思っていましたが、フルコースでした。
菜の花の辛子和え、マグロとヒラメのお刺身、大根の炊き物、鰻のお重、赤だし、そして抹茶のアイスクリームまでついていました。
鰻も最高に美味しかった~。
私はふだんは、外食は全部は食べられないのですが、今回は完食しました。
出演者の皆様のお衣装には、真采世さんのお手による和歌が描かれていて、とても素敵でした。
鶴十郎さんのお衣裳の文字は、「鶴」が入った和歌が描かれていました。
文字を読もうと思いましたが、見事な文字でよく分からず。(笑)
最後はみんなで「伊勢音頭」を唄いました。
ピンクのうちわがひらひらとして、まるで桜の花が咲いているようでしたよ。
楽しい雛祭りを過ごすことができました。
出演者の皆様、ありがとうございました。
チケットを手配していただいた「都粋」さん、どうもありがとうございました。
記念撮影です。
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この日の装い。
春らしく黄色の無地着物です。
上から裾に向かって、青海波の模様が大きくなっています。
白い市松模様の帯は梅屋さん。
この日のワンポイントアクセントは、滋賀のMさん作のガラスの帯留でした。
2 件のコメント:
超おいしそう。雅な雛祭りでしたね。
ところでSさんのモダンバレエいらっしゃいますか?
私はずっと法事とか重なって行けなかったのですが、
今回は日本料理の講習会を変更すれば行けそうです。
皆様ともずっとお会いしていないし。
はい、ウナギ、おいしかったですよ。
こういうチャンスはあまりありませんので、楽しんできました。
Sさんの発表会、今年も行くつもりにしています。
同じ年の彼女が踊っている姿は、励みになりますから。
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