2025年1月11日土曜日

「近衞家と細川家 着物が紡ぐ家族の記憶」

杉並区立郷土博物館に出かけてきました。井の頭線の永福町にあるのでした。


行きは永福町駅からバスに乗って出かけました。
郷土博物館は善福寺川沿いにありました。

今回の展示は、荻窪にある近衞文麿の荻外荘の復元が完了したことに合わせて開催されたようです。

近衞文麿の次女・温子(よしこ)さんと、細川護立(もりたつ)の長男・護貞(もりさだ)の家族史の一部として、温子さんが実際にお召しになっていた着物や帯の展示でした。

ちなみに以前、総理大臣だった細川護熙(もりひろ)は、このご夫婦の長男になります。

彼女は大正7年生まれで、昭和12年に結婚されましたが、なんと22歳の若さでお亡くなりに亡ってしまいました。

この二つの家族はとても仲が良かったようで、すてきな家族写真がたくさんありました。

いかにも大正時代の上流家庭といった感じでした。

お着物も若い女性向きの華やかで鮮やかな彩りの大柄模様でした。振り袖や羽織もありました。また刺繍の帯も素敵でした。

詳しくはこちら▼をどうぞ。

杉並区の古い歴史も見てきましたが、家康や秀吉もこのあたりで戦っていたようですね。

博物館からの帰りは、歩いて戻りました。

そんなに寒くなかったので、助かりました。

以前、ここを訪れたときはちょうど修理中でしたが、今回は善福寺川にかかる「宮下橋」もきれいになっていました。

その先には大宮八幡宮があります。


ここは「東京のへそ」と呼ばれています。


********

この日の装い。

展示に合わせて、ちょっと古い時代の着物を着てみました。


もちろん上流階級のものではありませんが。

黒地に朱色の竹の模様です。お正月もまだ11日なので、こんな着物でも良いかなと思いました。







0 件のコメント: