2025年3月14日金曜日

武蔵小金井 海岸寺~江戸東京たてもの園

先日、小金井市の海岸寺というに行っお寺に行ってみました。名前から想像すると、海辺にあるお寺のようですが、ここは五日市街道沿いにあります。


調布から武蔵小金井の駅までは、府中からバスに乗って、シルバーパスを利用して行きました。

そしてその後もまたバスで「小金井橋」までシルバーパスでした。

小金井橋へはこのところ何回も出かけていますが、今回はそこから五日市街道を少し西に歩きました。

海岸寺は立派なお寺でした。

こちらのお寺の由緒が書かれています。かつては秩父の三峯山の境内にあったとか。

私が探していたのは、こちらの石碑です。


「小金井桜樹碑」です。


江戸時代の漢学者である大久保挟南(きょうなん)という人が、「武蔵八景」の一つとして小金井桜を紹介しています。文字がうすれてしまい、おまけに漢文なので読めませんでしたが、そこには川崎平右衛門の業績も書かれているようです。桜の植林や、平右衛門の功績をたたえ、死後の文化7年(1810)に建てられたそうです。

その後は少し歩いて小金井公園へ。

公園の中には、「江戸東京たてもの園」があります。


中に入ってみました。


シニア料金でしたので、入園料は200円でした。

中にはいろいろな時代のいろいろな建物が並んでいました。

こちらは明治時代にドイツ人建築家が建てた家です。ここにはカフェがありました。


農家の建物には、外国人がたくさん見物していました。こういう古い建物に興味がある人が多いのですね。


こちらは三代将軍・家光の側室お振の方である自証院の霊室だそうです。とても立派でした。


他にも明治時代、大正時代の風格あるお屋敷もありました。高橋是清の邸宅は素晴らしかったですね。

私が気に入ったのは、こちら。大正時代、上野に建てられた消防署です。昭和45年まで使われていたようです。父は戦前はそのあたりに住んでいたので、知っていたかもしれません。


お昼は園内にあるうどん屋さん(そこしか営業していませんでした)で「武蔵野うどん」なるものをいただきましたが、うーん、なんというか、まさに「すうどん」で、ちょっとこれは寂しかったですね。


お庭もぶらぶらとお散歩。こちらは梅ですね。


のどかな景色でした。


桜はまだ硬いつぼみのままでした。


ということで武蔵小金井散歩でした。


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