私のゼミの教授が、定年退職をされるので、先日、最終講義がありました。
他にもうお一人、定年の先生がいて、お二人揃っての講義でした。
階段状の広い教室で、遺伝子研究と臨床心理学の講義がありました。まるでタイプの異なる教授でしたが、お二人ともご自分の研究生活を振返りながらの講義でした。
遺伝子研究の教授は、アメリカの大学で学び、その後は東大で農学博士を取得して、動物実験を重ねたそうです。その後、ハーバード大学で分子栄養学に進まれたそうです。
また臨床心理学の教授は、横浜国大で心理学を学び、都立大で心理学相談をスタートさせ、その後、人生をリセットさせるためにロンドンの大学で学び直したという経験談も話されました。
講義は専門的内容でしたが、知らない分野の話題も興味深かったです。先生の専門は、私が調べていたこととはまるでジャンルが違いましたが、却って好きなようにさせていただいたので、よかったのかもしれません。
対照的なお二人でしたが、長い研究生活、お疲れ様でした。
その後は、スペイン料理屋さんで慰労会。
この会には教授の教え子たちが25人も揃ったので、賑やかでした。
飲み放題でしたが、サングリアは甘過ぎ。料理も私にはイマイチで、高い会費の割には、ちょっと残念だったかな。
まぁ大勢が集まれる場所だと仕方ありませんね。
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この日の装い。
最終講義の受付係だったので、ちょっとおめでたい柄の絞りの着物にしました。
帯は黒地にカラフルな模様。
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