2017年6月11日日曜日

ライブ その2:渋谷ルネッサンス

連続ライブの2日目は、渋谷の路上で行われた「SIBUYAルネッサンス」▼でした。
渋谷の商店街のみなさんが主催のイベントでした。


これは今年で4回目になるそうで、渋谷の109とドン・キホーテのあいだの道で、古典芸能やラテン音楽が披露されました。

路上、ということで会費は無料。
通りがかりの多くの人の眼に触れて、耳に入ったと思います。

このイベントのことは、同じ市内に住んでいる邦楽愛好家で、facebookのお友達のSさんからの情報で知って、駆け付けました。
勧進帳や連獅子が生で、おまけに無料で聞けるというのなら、行かないわけには行きませんよね。

イベントの最初は渋谷区長さんなどの来賓あいさつでしたが、区長さん、お若くて元気そうな方でした。
このような繁華街でイベントを開くというのは、やはり区の協力が必要でしょうね。


初めは東京工業大学のビッグバンドによるジャズ演奏でした。
かなり実力のあるチームのようで、ラテンジャズの演奏が聞けました。
オルケタデラルスの曲も久しぶりに聞けて、良かったですね。

でもあまりに人が多くて、演奏している姿はほんの隙間からしか見えませんでした。
こういうときに、チビは損だと思います。


その次は石見のお神楽がありました。

そしてお次がお目当ての長唄と日本舞踊でした。
まさか、勧進帳を路上で立ったまま聞けるなんて、思いもしませんでした。

こちらの写真だけ見ると、どこかの舞台のように見えるでしょう。


ところがこうやって見ると、ちゃんとドンキの前だということが分かります。


私たちは一番前の列に陣取って聴くことができました。
Sさん、ありがとう。

お唄、三味線、お囃子の方々、みなさん、黒紋付きでかっこよかったです。
それに目力のあるキリリとした表情は素敵でした。

長唄の中には、長すぎて眠くなってしまう曲もあるのですが、「勧進帳」は迫力があって、リズムもあるので、きっと長唄を知らない人でも楽しめたのではないかと思います。

スペシャルゲストも登場しました。
人気者の「黒子」ちゃんです。
三頭身くらいなので、階段を上るときはちょっと大変そうでした。


筆と三方を持って、PNSPを踊ってくれましたよ。


その後は、歌舞伎でもお馴染み、親子で長いたて髪を振り回す「連獅子」でした。


 舞台はとても狭くて、三畳くらいしかないように見えましたが、舞台から落ちそうな迫力で舞っていました。


暑い中、重い衣装をつけて大変そうでしたが、見事な踊りでした。


ということで、渋谷の街で音楽と踊りを楽しんだのでした。

このイベントではなんと6万人以上の方が楽しんだようですよ。
外国人の参加者も多く、きっと日本の演芸を楽しんでくれたことと思います。

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この日の装い。

白っぽい絣模様の紬です。


これは 郡上八幡に旅行に行くときに、汚れてもいいようにと思って、千円で買ったもの▼
今から2年前でした。

帯は前日と同じ青い麻の帯です。



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