行田市で「さきたま古墳群」を見た▼後は、郷土博物館▼に向かいました。
博物館はこちらの忍城の中にあるのです。
ここは、前回の5月の行田市訪問▼に次いで二回目でした。
まずは博物館で展示品を見学をしました。
古代のモノから、江戸時代の城下町としての暮らし、そして明治以降に発展した足袋作りまでが展示されていました。
今回の目的は、こちらのホールで開かれる人形作家木暮照子さん▼の講演会に参加することでした。
木暮さんの古稀記念にちなんだもので、「蓮の音を聴く」というタイトルがついていました。
木暮さんとは、前回のプチ旅行の時に足袋蔵でお目にかかり▼、可愛らしい人形に魅了されて、講演会にやってきたのです。
木暮さんは群馬県前橋でお生まれになりましたが、その後、行田市に移られて、行田の蓮に出会ったことから、蓮をモチーフにした人形を作っていらっしゃいます。
そしてまた「行田蓮の大使」もされていらっしゃいます。
講演会の内容は人形作りのお話はもちろんのこと、蓮についての詳しい説明や、その魅力についても語ってくださいました。
蓮というのは、「一茎一花」と言って、一本の茎に一つの花が咲くのだそうです。
また、蓮の花は4日の命しかありません。
一日目はちょっとだけ開いて、すぐにまたつぼみに戻ってしまいます。
二日目は満開になりますが、またつぼみに戻ります。
三日目は最大限に開花しますが、花の色が変わってしまいます。
そして四日目には完全に開きますが、朝のうちに散り始めて、昼にはすべての花びらが散ってしまうのだそうです。
はかない命なんですね。
また田んぼアートのこともお話されました。
ここにも蓮の花がデザインされていました。
多くの参加者が、木暮さんの語る蓮の魅力に取りつかれていたようでした。
木暮さんのお話を聞いた後で、もう一度人形を見ました。
どの人形も顔がとても気品があり素敵でした。
穏やかな顔もありましたが、おちゃめな表情をしたもの、ちょっとつんとしたようなチャーミングな顔もありました。
特に眉の形が素晴らしいと思いました。
講演会の後、城内を歩いていると、成田長親さんにお会いすることができました。
そうです、「のぼうの城」の主人公です。
またこんな甲冑姿の武将ともお会いすることができました。
真田丸の赤備えでしょうか。
行田では11月に「忍城時代祭」があるそうです。
その時は多くの武将にも会えるようです。
また行ってみようかしら。
(この項、続きます)
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