今日のblogは、京都旅行の参考書「京都のツボ」▼の「半日お散歩コース」に出ていた「御霊(ごりょう)神社」のご紹介です。
ここは京都の地下鉄「鞍馬口」駅の近くにあります。
京都の町中に住む人にとっては、「お祭り」といえばここのお祭りを指す、というようなことが書かれていました。
いわゆる三大祭(葵祭、祇園祭、時代祭)よりも、身近なお祭りなんでしょうか。
私は、何回もblogに書いていますが、人ごみが嫌いで、京都に行くときは、必ずお祭りの時期を外していくのです。
また桜の季節や、紅葉の季節もあまり京都には行きません。
それでも京都のお祭りの代表格である御霊神社には行ってみたいと思いました。
この神社は、桓武天皇のころ、各地で疫病が広がり、それを鎮めるために創建されたそうです。
古い神社なのですね。
広い境内には樹齢何百年?、と思われるような松の木もありました。
とても大きくて、枝はくねくねと曲がり、支えがないと倒れてしまいそうでした。
また、歴史資料も張り出されていました。
この時代を研究する人にとっては、貴重な資料だと思います。
「藤原定歌が御霊祭を見物した」ときの資料もありましたよ。
日本の歴史が、とても身近に感じられました。
またここは、「応仁の乱の発祥地」である、ということも興味を引きました。
室町時代に始まり、10年以上も続いた戦いの発祥地を見てみたかったのです。
こちらの写真にあるように、ここがまさに応仁の乱発祥の地だということでした。
残念だったのは、この神社の門前にある「水田玉雲堂」というお菓子屋さんが閉まっていたことでした。
このお店は、「唐板」(からいた)というおせんべいだけを販売する由緒あるお店だそうで、一度食べてみたかったのですが、お店には張り紙がしてありました。
「当分の間、閉めます」とだけ書かれていました。
いつか復活してもらいたいですね。
当初の計画では、このあと相国寺まで歩いて、御所も行く予定でしたが、暑さのため、計画は変更してしまいました。
(この項、続きます)
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