2017年6月2日金曜日

京都 2017年5月 その5:キモノ編

私は旅行に行くときはほとんど着物ですが、1泊なら着替えの着物や帯は持参しません。

それでも2日続けて同じ組み合わせですと、やはりつまらない。
ということで、リバーシブルのものをよく愛用しています。

今回の京都旅行では、とにかく暑くなるという予報だったので、亡き叔母が着ていたシボのある藍色の着物(産地などは不明)にしました。
帯は、以前、名古屋の大須にある「コメ兵」で安く買った白い帯。
これは芯が入っていないので、楽ちんです。

今回のお役立ちリバーシブルは、三分紐でした。
赤紫と青の両面が使えて、とても便利です。
これはかなり前に、今はなき「ギャラリーゆう」で「funny coco」さんから買った▼ものです。
もう今から4年前のことになるのですね。

初日は赤紫の面を出しました。
それに合わせて、帯揚げも藍色にピンクのドット模様です。


二日目は青い面を出しました。
帯揚げは、青と水色のストライブです。
(顔がコワイ)
着物がババ臭いので、せめて帯揚げくらいは現代風にしてみました。


こういう小さな変化は、完全に自己満足の世界ですね。
でも帯揚げと帯締めなら、旅行の荷物もそれほど増えないので、ちょっとした遊びですが、楽しみでもあります。

帯留は2日間とも、「きもの井戸端会議」で買ったkimitoさんのメタリックタイプ▼のものです。

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今回の京都では、着物屋さんは1軒だけ伺いました。
高台寺近くにある「大塚呉服店」▼です。
ここは若い人向きの可愛い安価な品が中心ですが、探してみれば、おばあさんでも使えるものがあります。

店内のディスプレイ。
こちらは私の好きなタイプです。


大塚呉服は、いつもは東京・新宿のルミネ店に行っていますが、他にも神戸にもお店があるようです。

マネキンと並んで、看板ばあさんです。


お店は、八坂の塔の近くにあり、写真撮影にはぴったりのロケーションです。
実は、周囲には修学旅行生がたくさんいたのですが、たまたまいなくなったスキをねらって、店員さんに写してもらいました。


こちらで旅行の記念に、青い帯締めをお買い物。
こういう色の帯締めをずっと探していたのですが、なかなか出会えなくて、ようやく見つけました。
ちょっとシックすぎる感じもしますが、まぁ、これからどんどん年寄りになるので、あまり目立つものよりもよいかもしれません。
旅先で気に入った小物と出会えるのは、旅行の楽しみを倍増させますね。


可愛い店員さんが対応してくれました。


このあたりは超派手なレンタル着物の外国人がたくさん歩いていて、フツーの地味な着物を着ていると、なんだかかえって浮いてしまうような感覚を覚えました。

フツーの日本人も、フツーの着物を着て歩けば、もっと素敵なのに、と思ってしまいました。


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