2009年3月28日土曜日

祇園かいわい

3月18日の京都旅行日記もだいぶ終りに近づいてきました。

枳殻邸で優雅なひとときを過ごした後は、少し賑やかなところにも行ってみたいと思って、宿泊したホテルでもらった井筒屋さんの「無料お茶菓子券」を使おうと思って、祇園まで行くことにしたの。


ここはおなじみ南座です。
今は何の出し物をしているのかしら? 井筒屋の八ツ橋に気を取られていて、演目まで見てこなかったわ。


そのお向かいにあるのが「北座」。四条大橋のたもとにあります。

このあたりには、かつては7つもの芝居小屋があったそうなんだけれど、火災で無くなってしまい、今は南座だけになってしまったんですって。へー、知らなかったわ。

といっても今は北座では歌舞伎はやっていなくて、あの八ツ橋で有名な井筒屋になっていました。

まずは、八ツ橋をいただきました。

八ツ橋は、しょっちゅうおやつにいただいていますけれど、売店の中でいただくのは、初めて。


私はちょっと休憩に、お茶とお菓子だけいただければ、それだけで充分だったんですけれど、ふと見ると、このお店にはいろんなフロアーがあるんです。

「祇園 おもいで博物館 無料入場券」というのもホテルで貰っていたので、それも利用してみることにしたの。

(まったくケチでしょ?)


ところがこの博物館、思いがけずにすごく良かったの。

係りの人が、祇園の歴史を説明してくれたり、舞妓さんや芸妓さんの髪型を説明してくれたり、花街のDVDを無料で見せてくれたり、とても親切で、よかったわ。

井筒屋というお店は、単に和菓子を売るだけのお店でなくて、祇園という町をすごく愛しているということがよく分かったの。

この博物館は入場料が200円だから、お茶を飲んだついでに気軽に行けると思いますよ。

◆◆◆◆◆

八ツ橋と、舞妓さんのDVDで気を良くした私は、それから花見小路の方まで歩きました。


4月1日から始まる「都をどり」の準備もしていたのよ。もうじき始まるのね。

この日は平日だというのに、若い観光客がたくさん歩いていたわ。


ここまで来たので、八坂神社にも足をのばしました。

いつも見かけていましたけれど、神社の中に入るのは初めて。


縁日もしていたわ。


ここでおみくじを引いたのよ。
じゃーん、なんと「大吉」でした。

願望はすべて成果があるんですって。
仕事はまい進すれば、制覇できるんですって。
旅行・建築・縁談は大いに吉。


祇園の神様、どうもありがとう。

ほんとうはこの奥にお花がきれいなところがあると聞いていたんだけど、とにかくあまりに暑くて、ふうふう。そこまで辿りつけませんでした。

◆◆◆◆◆

この旅行記、もうちょっと続きます。

<3月17日・18日 京都ぶらり一人旅>

◆ 「あっと驚く伏見稲荷」はこちら

◆ 「京都の夜」はこちら

◆ 「京都駅 かいわい」はこちら

◆ 「東寺 かいわい」はこちら

◆ 「からたちの庭 枳殻邸」はこちら

◆ 「京都のお花」はこちら

6 件のコメント:

トントン さんのコメント...

ぶらリ一人旅、すごく色々とまわっていたのね。
京都市内はそう広くないのに見るところが色々あって、いいわよね。
DVDなどというのも面白そう・・京都満喫しましたね。
何回かの京都の話まとめると観光案内書が出来るのではないかと思うほど。

おおしまとしこ さんのコメント...

京都に足しげく通えるのは、なんといっても地元のブログ仲間さんたちのおかげ。あちこち教えていただけるのが、嬉しいわ。
定番のところには行っていないんですよね。でも京都は他にも魅力的なところがたくさんあるので、少しずつ探検していきます。
「おもいで博物館」では、髪の結い方のちがいや簪を挿す場所まで違うと教えてもらい、面白かった。

さと さんのコメント...

おもいで博物館は全然知りませんでした。
ありがとう!
いつか覗いてみますね。
舞妓さんの簪などのお話は昔着付けを習っていた時に色々と教えていただいたのですが今はもうすっかり忘れてるわ。。。

大吉でよかったね!

おおしまとしこ さんのコメント...

さとさんは着付けをされていたから、何でもご存知なのね。
いちど博物館覗いてみて下さいな。昔の祇園の風景とかもあって面白かったわよ。
そうそう、さとさんも向大吉だったわね。
きっと、たくさんいいことが、待っているわよ。

史aya子 さんのコメント...

北座って八ツ橋屋さんだったのですね!!
何度も通っているのに、全然知りませんでした!
すぐ近くの松葉と云うお蕎麦屋さんのにしん蕎麦を、いつも食べに行くんです。
舞妓さん、芸妓さんには興味津々なので、今度京都に行ったら是非立ち寄りたいです。

おおしまとしこ さんのコメント...

史子さんはこのあたりのこと、よくご存知なのね。東西南北、それに他にも歌舞伎小屋があったわけで、そういうことも知らなかったわ。この博物館は分かりやすい場所だから、こんど寄ってみてね。