先月、滋賀県の長浜で食べた「焼鯖寿司」▼の味が忘れられなくて、また食べてみたいなと思っていたところ、ちょうど近所のスーパーで「全国うまいもの空弁大会」とかいうイベントをしていて、そこで「焼鯖寿司」を見つけました。
いろいろな飛行場の名物を空輸して販売しているようですが、この寿司は「中部空港」からと書いてありました。でも箱の裏を見ると「福井県」と書いてあります。えっ、福井なのに中部空港というのは解せませんでしたが、ひとつだけ買ってみました。
ちなみにこちらは鯖江市の製品でしたが、鯖江の名前の由来は「もののけ退治の矢が、鯖の尾びれに似ているので、鯖矢と呼ばれ、それが訛って鯖江になった」と書いてありました。
ふーむ。
さばや → さばえ だったんですね。
「一乃松」というお店の焼鯖寿し▼でした。
長浜で食べたものよりも小ぶりでした。
上に乗せてある鯖とすし飯の間に生姜の酢漬けが挟まっていて、食べるとシャキシャキしていました。
インターネットで「焼鯖寿司」を検索したら、なんと80万件以上もあるようで、びっくり。
福井県をはじめ、京都、岡山、奈良などでも「我こそが本家本元」と名乗っているようです。
いずれにせよ、焼鯖寿司というのは、保存料や冷蔵庫などが普及していない頃の知恵なんでしょうね。
昔はそこの土地に行かなければ食べられなかったものが、今では簡単にスーパーで手に入るのは嬉しいことですけれど、やはり土地のものはそこで食べるのが一番おいしいですね。
2 件のコメント:
私がよく行くスーパーでも、しょっちゅう駅弁大会を開催しています。まぁ、大会というほどだいそれたものではないですけどね。
たまに、しめ鯖の五右衛門ずしを買うことはあるけど、焼鯖寿司というのは食べたことがありません。こんど買ってみようかな。
確かに、その土地で食べるから美味しいというのはありますよね。
駅弁も旅で食べるからいいのよね。
マサさん、スーパーの「駅弁大会」はちょっとネーミングが大げさですよね。今回のは「空弁」でしたが・・・。
昔、止まった駅で列車の窓を開けて、大急ぎでお弁当を買っていたのが懐かしいですよね。家で食べるのはなんだか空しいわね。
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