「世田谷ボロ市」というのは、毎年、12月の15.16日と翌年1月の15・16日の4日間に催される骨董市です。
去年の12月15・16日はちょうど沖縄に仕事で出かけていたので行かれなかったので、1月はどうしても行ってみようと思っていました。
そして昨日は有給休暇をもらって、世田谷に繰り出したのでした。
こちらは玉川電車の中の車内広告です。
世田谷線という路面電車の「上町」駅と「世田谷」駅の間、1キロぐらいのところにずらっーとお店が並ぶのです。
昨日はものすごく寒い日で、最高気温が5度くらいしかなかったそうですね。
前回(2010年12月)▼に行った時は着物姿で出かけたのですが、ものすごい人ごみで足袋が真っ黒になってしまったので、昨日はGパンにブーツ、そして毛糸の帽子、カイロを背中に貼って防寒ばっちりで出かけました。
朝はちょうど出勤時間ごろに家を出たので、世田谷に着いたときはまだそれほど人がいなくてすいすい歩けたのですが、だんだんお客さんが増えてきて、もう道は人でいっぱいになりました。
私は着物の掘り出し物を探していたのですが、このところ、あちこちの骨董市でいろんな着物を見てるせいか、目が肥えてしまって、いいなと思うものは高いものばかりになりました。
白い地に黒の小さな模様のあった紬はなんと18万円でした。
「ボロ市にそんな大金は持ってこないわ」と言うと、ゴザの上に座っていたお店のおばちゃんは、
「銀行に行ってきな。待っててあげるから」との返事。
そんな高い着物ならもっとちゃんとしたお店でも買えますよね。
また別の店では、焦げ茶色に赤い大きな模様の入った大島紬も素敵でしたが、
「これは泥大島だから、高いよ」とお店の人がいうので値段を聞いたら、それは58,000円でした。
「でもね、これは売り物じゃないの。飾っておくだけだよ」と奥に吊るしてしまい、売る気はなかったようです。
こんなふうに目につくのは高いものばかり。
でもそこは買い物上手(?)の私なので、ちゃんと安くて品のいいものを見つけてきましたよ。
戦利品はこちら。
まだしつけ糸がついていたオレンジと黒の大胆模様の着物。10000円。
ちゃんとメジャーで測ったのでサイズもぴったり。
こちらもしつけ糸がついていた帯。菊や手鏡の絵柄ですが、なんとなく源氏物語風なのが気に入りました。2000円。長さも4メートルくらいあり、十分ですね。
新品同様の白地に水色のシャクナゲ(?)のちょいと派手な帯。1000円。
春先になったらいいかしら?
夏用の透けた抹茶色の着物。ワンコイン。
これなら有給休暇を取っても、もとは取れましたね。
嬉しいな~。
4 件のコメント:
おお!素晴らしい戦利品の数々ですね。
昨日夕刊にこのボロ市の写真が大きく出ていて・・・なぜかとしちゃんがすぐに浮かびました。やっぱり行ってた(笑)
それにしても18万の着物なんて、ボロ市じゃなくなりますよね。無粋なことしないで欲しいわね。
あっ、リクエスト。ジーンズ姿のとしちゃんズ写真も見てみたい~♪
ひょっこりさん、はい、ご想像通りちゃんとボロ市に行ってきましたよ。月曜であんなに寒かったのにものすごく混んでいたわ。
そうでしょ、18万円もボロ市で使うなんて馬鹿げていますよね。
ジーンズの写真、どこかで使ったような気がしましたが、どこだったけな?
そうそう、ボロ市のこと、先日お会いしたときに話題に上りましたよね。
月曜日は日差しのない寒い一日で、私は外に出るのがイヤになってしまったのだけど、こんなに人が出ていたのね。みなさん、元気!
気に入った品に出会えて、行ったかいがありましたね。
私も、一度見物に行ってみたいな。
マサさん、寒さに負けずに出かけた甲斐がありましたよ。
観光バスで山梨とか長野あたりから団体で来る人たちもいるようです。胸にバッジをつけていました。
今度はマサさんも行ってみたら?
食べ物屋さんもいろいろ出ているし、楽しいですよ。
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