今日は、430年の歴史を誇るという世田谷ボロ市に行ってきました。
世田谷の真ん中を走る世田谷線という電車に乗って行くのですけれど、たった2両の小さな電車なのです。
今はこんなスタイリッシュな車両になりましたけれど、昔は「ジャマ電」と呼ばれていたほど、田舎っぽい電車でした。
ほんとうにローカルな路線なのですけれど、今日はボロ市のために超満員で、沿線の人にはハタ迷惑なことでしょう。
この市には、かなり昔にも行ったことがあるのですけれど、その時はのどかな感じで、農具を売っていたり、ぺったらぺったらと臼と杵でお餅をついていた風景が思い出されるのですけれど、もう今では観光バスで遠方からやってくる団体さんもいるようで、何万人という単位の人がいたと思いますよ。
こんないで立ちで出かけました。お気楽なウールの着物に絞りの羽織です。どちらもワンコイン。首には防寒用に襟巻を巻いています。
超満員だったので、帰るときには白い足袋が真っ黒になるほど、足を踏まれたり蹴飛ばされたり・・・・。
みんな買い物をしたり、食べ物にありつくのに必死なのです。
市の中心は江戸時代に代官屋敷があったところで、今でも立派なおうちが建っています。
おまわりさんもたくさん警備に出ていましたね。
近くの小学校の子どもたちの鼓笛隊のパレードもありました。
あまりにすごい人で、写真を撮る気力もなくなりました。
私のお目当てはもちろん、着物。
こんなふうにワンコイン、2コイン、それに高級品もいろいろ売っていました。
着物屋さんにはたくさんの人が群がっていましたけれど、でも着物や帯を買っても、本当にそれを着るのかしらと思うような人ばかりで、また「たんすの肥やし」になったらもったいないですよね。着物は作った人のことを考えると、ちゃんと着て世間の空気に触れさせてあげないと・・・。
何軒かの着物屋さんでお買い得の着物をゲットして、満足しました。
それにしてもたくさん歩きました。
この市は12月の15日、16日と来年1月の15日、16日に開催されます。
これから出かける人は人混みに注意して、スリなどに会いませんように。
2 件のコメント:
ボロ市とは、またユニークな名称ね。別にボロを売っているわけでもないでしょうに。
それにしても、すごい混雑ぶり。掘り出し物がたくさんあるのかなぁ~。
世田谷線は、娘の学校に行くときによく乗りました。かわいい電車ですよね。住宅地の中をチンタラと。
ボロ市は、どの駅で降りるのかしら?
マサさん、あの電車、ほんと、ちんたらですよね。人間が走った方がよほど早いかもしれない。
ボロ市ってやはりボロいもの、売っていましたよ。着物にしても綿入れというか、どてらというか、普段あまり見かけないような古いものがありました。
駅は上町で降りて、世田谷駅まで歩きました。1キロくらい、ずーっとお店が続いているの。
コメントを投稿