私がいつも長唄三味線を習っているのは、先生の目の前に座って、1対1でのお稽古です。
それもかなり高度な曲を教えていただいているので、自分の実力以上のことをやっているような気がして、いったい自分のレベルがどれくらいか分からずにいました。
そうしたら、今年の春から市の「市民カレッジ」という講座で、本当に初歩からの三味線を教えてくれるコースに参加することができました。
ここは最初は15人くらいの生徒がいたのですけれど、だんだん減って来て、半分くらいしか残っていません。
生まれて初めて三味線を持つような人が多いのですけれど、みんなで弾くので割と気楽です。
でもこの講座で使う楽譜(というのかしら?)は、私が今まで使っていたのとまるで違うので面喰いました。
というのは、いつも使っているのは洋楽の五線譜のように三本の線が横に書いてあるのですけれど、こちらの講座では線が縦に並んでいるし、おまけにその音符の位置がまるで違うのです。
それでも何とか続けてきました。
そうしたら、この市民カレッジの受講生ばかりの発表会があるとのこと。
内容はこんな感じです。
◆イングリッシュ・ハンドベルの人たちによるクリスマスの曲の演奏
◆和胡弓による演奏
◆宮澤賢治の朗読劇
◆三味線の演奏
というプログラムのようです。
三味線の演奏のときは、全員、着物着用ということで、着物を持っていない人は先生が貸してくれるとのこと。
私は女医さんからいただいた白の地にブルーの花柄の訪問着にしようと思ったのですけれど、三味線は座って弾くのでせっかくの裾模様も見えなくなるし、肩の柄も見えなくなるので、訪問着は諦めて、この前に着た牡丹の着物で参加しようと思っています。
素人ばかりの演奏で、5曲弾きます。どんなことになるやら。
本物の発表会ではないのですけれど、やはり緊張しますよね。頭の中が真っ白にならないといいですけれどね。
さて、これからもうひと練習することにしましょう。
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