昭和の香りのする銘仙の着物を着て出かけたところは、そう、近代小説を描いた白樺派の武者小路実篤さんのおうちでした。
当時のおうちがそのまま残っています。武蔵野の面影がたっぷりです。
このおうちは実篤さんが昭和30年ころから亡くなるまで過ごしたおうちで、ここであのカボチャやキュウリの絵を描いていたのです。
今ではそのおうちや広大なお庭は「実篤公園」として無料で開放されています。
お庭には銅像も建っていました。
実篤さんは「水のある所に住みたい」ということで、池のあるこの土地がいたく気に入ったようです。
広大なお庭には滝も流れています。
大きな池の周りにはこんなふうに家族連れがやってきたり、
カップルがやってきたりして、楽しいひと時をすごせる空間となっています。
お庭の木々は、今年最後の紅葉でした。
緑が生い茂っていて、東京とは思えませんね。
私の住んでいる市は今では「ゲゲゲの」で有名になってしまいましたが、それまでは「実篤の住んだところ」というので有名だったのですよ。
かつて私がFMラジオで、実篤記念館で働く学芸員さんをインタビューした時の音声が残ってます。こちらをクリックしてみてください。
4年前の声なので少し若い感じがしますけれど、私の声が聞こえますよ。
6 件のコメント:
このお庭を歩くとしちゃんさんを撮りたかった!!!
お着物すてきですよねぇ。
銘仙と云う言葉、何かの小説で子どもの頃知って
どこか憧れでした。
今のPC、プレイヤーをダウンロードしないとラジオを聞けないようなので
あとで拝聴致します~
史子さん、銘仙の着物っていいでしょ。
でも昔、戦前はあれは庶民のための労働着のようなものだったらしいですね。群馬とか栃木あたりで作ったようです。それが今では作る人もいないので結構、高値がつくようですよ。色も派手だし、柄も矢羽根とかモダンです。
音声はちょっと恥ずかしいですけれど、おひまがあれば聞いてください。12分のお話です。
実篤公園には、一度行ったことがあります。暑い時期だったかしら。蚊に刺されたのを覚えています。
そう、まだ紅葉が見られるんですね。私が訪ねたときとは、また違う趣でしょう。
としちゃんが買った着物、赤いモミジのようにも見えて、ピッタリでしたね。
マサさん、あの着物、私も初めは紅葉だと思ったの。そうなると着る機会が少ないのかなと思っていたら、竹だったので、これならいつでも着られると思い、ぱっと買っちゃいました。
実篤公園だと蚊も多いでしょうね。足なんかずいぶん刺されそうだわ。今年最後の紅葉でした。
こんにちは
あお蒼とした竹林に紅葉が映えますね。
音声のボタンが分かりませんでした(><)
ハッセルぶらっとさん、こんにちは。
あれ、音声が聞こえませんか?
マックのパソコンをお使いなのでしょうか。
私の場合はすぐにメディアプレーヤーが起動して、何もせずに音声が出てきますが・・・。
▲(これの横向きの形)のボタンがみあたりませんでしょうか?
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