今の天皇の誕生日がクリスマス前になってからは、なんだかクリスマスの本来の宗教的な意味も薄れてしまったように感じます。
小さな子供などがいるおうちでは、それなりに家族でクリスマスを楽しんだでしょうが、イルミネーションの華やかさだけがクローズアップされているように感じるのは、年を取った証拠でしょうか?
そして、旧年と新年の境目も、なんだかぼんやりとしてきたようにも感じられますね。
世の中は商業ベースで動いているのか、と思うこともあります。
それでも、身近にいる人たちと、お互いに持ちつ持たれつの関係を持ちながら、ささやかでも一年を過ごすことができ、そして誰かと一緒にといられる幸せを感じていたいものですね。
そんな思いも抱えつつ、先週のあるの午後、マンションの草むしり仲間とささやかなお茶飲み会をしました。
場所はいつものご近所のカフェです。
ここは障がい者の働く場所でもあり、またいろいろな手作り品の展示や販売も行っているお店です。
この日は、かぼちゃプリンと紅茶をいただきました。
障碍者の手づくり器にホッとさせられます。
ちょうどその前の週に、避難場所まで歩くというマンションの行事があったので、震災のことから話が始まりました。
「のど元過ぎれば熱さを忘れる」ですが、それでも今でもちゃんと日頃の防災に対する心構えをしている方もいるのですね。
「いつも笛を持ち歩いている」という方、「LEDの蛍光灯を持ち歩いている」という方、それぞれでした。実物も見ることができ、こういう情報は役に立ちますね。
うちのマンションは来年には築15年を迎え、住民の高齢化や独居が目立つようになったので、災害時の避難方法などは、ほんとうに身近な問題です。
おしゃべりはつきませんでしたが、冬の間は寒いこと、雑草もそれほど生えないので、今度は春になり暖かくなったら、また草むしりの会をしようということになりました。
住民の方もそれぞれ用事があるでしょうし、なかなか新しい参加者が増えないのですが、地道に無理のない範囲でやっていければ、と思っています。
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この日の装い。
小雨混じりの寒い日でしたので、ちょっと暖かそうに赤い紬にしました。
帯も赤と黒。
ご近所なので、気楽な気分です。
水玉の帯揚げは、インド製の木綿のロングスカーフにしてみました。
深大寺にある「曼珠苑」▼という民芸ギャラリー兼カフェで見つけたものです。
ちょうどこの日、ネットで注文していた「サルエルパンツ」が届いたので、試着してみました。
このパンツは、本来はヒップホップダンスを踊るときなどに着用するものなのですが、着物の愛好家の間では、便利品として密かに人気があるのだとか?
私が履くと、ブカブカでなんとも妙なスタイルですが、袴のようにも見えますね。
雨の日に履いてみようと思っています。
2 件のコメント:
災害があった時にはご近所の繋がりが大事ですよね。
今住んでいるマンションは、お互い関わらないのがルールの様になっているので・・・
昼間独りの私は、家具の下敷きになってても気付かれませんね、きっと^^;
よーでるさん、こんにちは。
そうなんですよ、草むしりを始めたのも、
住民の顔と名前が一致しない人が多いので、
なんとかきっかけ作りをしようと思ったからなのでした。
よーでるさんが家具の下敷きになってしまうなんて、悲しすぎるわ。
地震の時は、まずは玄関ドアを開けておくと
いいそうですよ。
逃げやすいし、誰か気付いてくれるかもしれないからね。
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