私が旅行に出かける時は、かなりの確率で雨か曇天のことが多いのです。
たまに晴れ女の人と一緒に行動すればピカピカになるのですが、それでもたいていは雨降りです。
それで、これまでは旅行の時は、たいてい大島紬を着て行きました。
大島は水には比較的強いようです。
さて、先週、倉敷の大原美術館と鳴門の大塚国際美術館に行ったときも、ショボショボ、しとしとと降る雨が続いていました。
こちらは四国と岡山県を結ぶ、瀬戸大橋ですが、途中の与島(よしま)という小さな島で休憩した時は、こんなふうにかなり降っていました。
せっかくの美しい景色も何も見えませんでした。
それでも、濡れても平気でした。
雨の中をバシャバシャと歩いて、休憩所まで行きました。
今回の着物はセオアルファー、足元はカレンブロッソで雨対策もばっちりです。
一緒にバスに乗ったおばさまたちから、「雨でも大丈夫なの?」と心配されました。
「ええ、濡れても大丈夫な着物なんですよ。草履もバスケットシューズみたいなのです。」
と言って、草履の裏を見せると、
「へー、今はいいものがあるのね!」と感心されました。
後ろの方に、瀬戸大橋が霞んで見えますね。
倉敷市内もかなりの雨でした。
時々、ザーッと豪雨になったり、ちょっと止んだりしていました。
こちらは修学旅行の女子中学生に写してもらった写真ですが、この時はポリエステルの紗の羽織を羽織っていました。
この羽織が、雨の旅行には最適でした。
麻の帯が気になったので、羽織っていたのですが、軽いし、蒸れないし、濡れても大丈夫だし、脱ぐと小さくまるめてバッグに入れられるし!
ホテルに着いて、吊るしておいたらすぐに乾いて、翌日も何の問題なく着られました。
そして帰宅後にはすぐに洗濯。
私はサイズが合わないので、これまでポリエステルの着物は持っていなかったのですが、たまたま安い反物を手に入れて、マイサイズに仕立ててもらいました。
そして雨の旅行中に、この機能性を初めて実感できました。
絹の着物の良さも分かりますが、私のようなずぼらで、そして雨女が旅行するには、化繊の着物は最適な着物だと、強く思った旅行でした。
(この項、まだ続きます。)
2 件のコメント:
としちゃんお誕生日なのね!おめでとう。
私も数週間後に追います。
こちらに書いてしまった。
なんで「としこ」という名は雨を誘うのでしょう。
私の雨女っぷりは、台風、豪雨ナの出参ります。
でも年と共に威力が弱って、ありがたいことです(笑)
トントン、誕生日のコメントありがとうございます。
今更いくつになったか忘れているほどですが、
このところ、うちの孫が数字にとても興味を持ち出してきて
「おばあちゃんは7月2日に〇〇才になるんだよね」と何回も言うのですよ。
あまり大声で言ってほしくないんだけどな(笑い)
トントンの雨女ぶりも耳にしますが、確かに年々、私も確率が低くなってきたような気がします。
とはいえ、日本各地に悲惨な豪雨のニュースが絶えません。
政治家や科学者が、もっとこういうことに対策をとってほしいと、強く思いますね。
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