今月の新橋演舞場は、松竹新喜劇の「七夕公演」でした。
それも藤山寛美の27回忌追善というもの。
もう亡くなって27年も経つのですね。
今回は、初めて、夕方からの部に行ってみました。
午後4時半から開幕して、終わったのは夜の8時半でした。
そういう時間帯だと、普通の勤め人にはちょっと難しいですね。
ということで、会場にはリタイアしたようなご夫婦とか、中年のお友達同士という人が多かったようです。
初めは「夜明けのスモッグ」という喜劇で、親子の愛情を描いたものでした。
あまりにベタすぎて、ちょっと眠くなってしまいましたが。
途中、寛美の孫にあたる藤山扇治郎がご挨拶。
話し方が、だんだんと寛美さんに似てきたような感じです。
次のお芝居は「はるかなり道頓堀」というもの。
最初のシーンが昭和初期で、次のシーンが昭和32年という設定で、古い大阪・道頓堀が舞台でした。
それぞれの俳優さんが年寄りになった場面を演じるのが、見モノでしたね。
水谷八重子はさすがでした。
演舞場の裏には、こんなお稲荷さんもありましたよ。
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この日の装い。
雨で、かなり涼しい日でした。
それで無地のセオアルファー着物にしてみました。
ところが半襟などの組み合わせが悪かったのか、仲居さんのようにみえてしまいました。
もうちょっと小物にこだわればよかったですね。
「こういうときは、帽子などをかぶっても良い」というアドバイスもいただきました。
無地着物の真面目さとは反対に、遊んでみる装いも必要だなと思った次第です。
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