「士魂 Remember」というタイトルで、新撰組のお話でした。
会場は新宿御苑近くの「シアターサンモール」という劇場でした。
劇場の入り口には、お祝いのお花がたくさん並んでいました。
実は私は10年ほど前、市内のFM放送局で、インタビュー番組を制作していました。
そのころ、NHKで香取慎吾主演で大河ドラマ「新撰組」を放映していました。
新撰組隊長の近藤勇はうちの市生まれということで、市をあげてドラマを応援していました。
その関係で、私は市の担当者をインタビューすることがあったのです。
それで新撰組に関する資料を山ほど読んで、インタビューに臨んだのです。
その後も、小説、映画、テレビなどを通して新撰組のことはかなりツウになっていました。
ということがあったので、今回の舞台も是非見に行かなくちゃと、ワクワクしていました。
今回の「士魂」は3回目の公演だそうです。
お芝居は、私の知っている新撰組のお話をほぼ忠実に再現していたと思います。
ただし沖田総司は、現代人の小野田誠司という設定で、彼が幕末に迷い込んでしまうというお話でした。
でも新見錦がお梅と一緒にいるところで殺されてしまうとか、古高俊太郎が蝋燭攻めにあうところ、近藤勇は4月25日に処刑されたところ、などはそのままでしたね。
ただし、沖田総司が土方歳三を追って函館まで行ってしまうという場面には苦笑しましたが。
さてこばやしさんですが、彼女は新撰組の山南さんを慕う島原の花魁の明里役でした。
かつらではなくて、自前の髪を結っていたそうです。
京言葉がとても可愛らしかったです。
でも山南さんが殺されてしまうシーンの絶叫は、劇場内に響き渡るほどで、すごい迫力がありました。
私はこばやしさんから、着物姿のポーズを教えていただいたことがあるのですが、舞台の上の彼女も、まさにその通り。
膝頭を合わせて、腰を落として、手はきれいに添えて、指先までピンと・・・・。
とても美しい姿でした。
劇を見に来ていた人は、男性が多かったですね。
それも一見こわもての人が、真剣に見ていたようです。
とても迫力のあるお芝居でした。
殺陣が素晴らしかったです。
チャンバラは久しぶりに見ましたが、汗が飛び散ってくるようでした。
私は通路側の席に座っていたのですが、そこを隊士たちが走っていくときは、つむじ風が舞い上ったようで、ハッと身を引きましたよ。
最後に舞台の写真撮影OKの場があったのですが、私はスマホの電源を切っていたので、立ち上げるのに時間がかかってしまって、こんな写真しか写すことができませんでした。
残念でした。
役者さんは本当に体力勝負の大変なお仕事だと痛感しました。
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この日の装い。
着物交換会でいただいた水色の絽の着物です。
普通サイズの人には小さすぎたようで、私の手元にやってきました。
白やピンクのもみじが描かれています。
私には派手すぎたかと思いましたが、意外と評判が良くて、嬉しくなりました。
薄いピンクの夏帯は、うたどんさんのお母様からのいただきもの。
とても締めやすいので、助かります。
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