このところ、市民カレッジの報告が続いています。
今期は講座を3つも選んでしまったので、そういうことになっているのです。
市民カレッジ「芸術を創る脳」シリーズの4回目は、「なぜ絵画は美しいのか」というタイトルでした。
この内容を、真正面から捉えようとすると、とんでもなく長時間かかってしまうでしょう。
講師の方法は、対談相手の千住博さん▼がセレクトした絵画を土台にして話をされました。
千住さんといえば、作曲家の弟さん、バイオリニストの妹さんのきょうだいとして有名な日本画家です。
「水の三部作」という作品があり、美しい色の滝を描いていらっしゃいます。
「すべての原点は水である」という思想から作られたそうです。
千住さんは「美とは生きていくことを応援する完成です」という語録があるそうです。
どういう意味なのか、ちょっと難しいですね。
その後は広重の東海道五十三次の絵画を材料として、直線や曲線がどのように使われていて、それがどのような美しさをもたらしているかを説明されました。
今回の題材は私の好きな日本画だったので、少しは興味を持って聴くことができました。
大正大学にあるすがも鴨台観音堂▼には、千住博さんの「色滝」という作品があるそうなので、いつか行ってみたいと思いました。
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この日の装い。
33℃位ある暑い日でしたが、教室がすごく寒いので夏着物です。
うたどんさんのお母様からいただいた麻?が混じったような着物。
しわにならず、洗ってもすぐに乾くという優れものです。
帯は、銀座のリサイクルショップで見つけた黒の麻帯にしました。
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