先日の謡の音読会は、有名な「敦盛」でした。
敦盛は、平家物語に登場する若武者で、笛の名手でしたが、一の谷で源氏の熊谷直実に打ち取られてしまった悲劇の主人公です。
今回は、ただ読むだけではなく、先生がいろいろと趣向を凝らして紹介してくださいました。
最初に、子供向きの能の絵本を見せていただきました。
敦盛の話を元にした「青葉の笛」▼という絵本でした。
「お能の絵本シリーズ」というのがあり、その第3巻です。
今はこういう絵本もあるのですね。
その後はいつものように音読と解説、そして二つのグループに分かれて役割ごとに音読をして、最後はほんの少しだけ謡いました。
最後は、先生の息子さんがまだお小さい頃(小学生くらい?)のときに、舞台で敦盛を演じたビデオを見せて下さいました。
さすがに血筋というのでしょうか、すばらしい舞でした。
音読会は公民館で行われています。
玄関には七夕の飾りがありました。
短冊には「いつまでも健康でいられますように」とか「ボケないように」とか書かれていました。
お年寄りが多いところだということが分かりますね。
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この日の装い。
それほど暑くはなかったので、単衣の紬にしました。
これはネットで購入した小豆色の着物ですが、なかなか合う帯がなくて、あまり使用していませんでしたが、先日も使ったBerry工房さんのレース帯▼を合わせてみました。
すると、ちょいとダサかった着物も、かっこよく変身できました。
この帯は、どんな着物にも合いそうですね。
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