「町田天満宮がらくた骨董市」▼です。
この骨董市は、毎月1日に、町田天満宮の境内で開催されています。
約130店のお店が出ています。
とにかくすごい人出でした。
とくに外国人の姿が非常に多くて、境内では英語やフランス語があちこちから聞こえてきました。
外国の方には、派手な着物や羽織に人気があるようでしたが、いわゆる骨董品と言われる昔の陶器や置き物などを手にした人もたくさんいました。
日本のものを手に取っていただけるのは、嬉しいですね。
こちらには、いつも地元の骨董市でお世話になっているおじさんもお店を出していましたが、彼のお店は渋好みの着物が多く、また値段もかなり張るので、外国の人はあまり来ていなかったようです。
おじさんの話では、「朝の3時から開店の準備をしていた」とのこと。
骨董市は「日の出から日没まで開催」ということですが、売る人はそんなに朝早くから来ているのですね。お疲れ様です。
私は初夏向きの帯を探していました。
夏帯ではなくて、単衣着物に合わせる帯です。
これまでいろいろな着物屋さんや展示会、リサイクル着物屋さんで探していたのですが、手ごろな値段ではなかなかピンとくる帯がなくて(もちろん数十万円クラスのものは、素敵なのがありましたが)、ちょっと諦めていました。
もう少し我慢すれば、夏帯の季節になるし、なくてもなんとかなるだろうと。
でも、探したらありましたよ。
その前に、骨董市で見つけた、こちらの紬の単衣をご紹介します。
「緑色の鰹縞」と言ったら分かりやすいでしょうか。
光沢もあり、グラデーションもきれいな紬でした。
これが2000円で買えたので、ラッキーでした。
というのも、かなり寸法が小さくて、普通の日本人には小さすぎるので、こんな値段だったのでしょうね。
でも、私はぴったりでした。
この時の帯が、ようやく探し求めた帯でした。
黒に赤や青のラメが入っていて、芯地はなくて、とても軽くてしなやかなのでした。
2000円でしたので、即決。
もう一本はお遊びで買った帯。
赤と黒の格子柄ですが、素材は何なのかしら。
プラスチックみたいな帯です。
こちらは1800円。
とうことで、今回の骨董市にはかなり満足しました。
ただし、骨董市には基本的には袷の着物しか置いてありません。
なかなか良いものもありましたが、この暑さですから、来シーズン用に袷を買うのはちょっと抵抗がありました。
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この日の装い。
叔母が着ていた縮みですが、結城縮なのかどうか、分かりません。
上記の骨董市のおじさんからは、「いい着物だね」と言われました。
藍色に細かい模様が織り込んであって、たぶん昭和40年代くらい(?)のものでしょうけれど、私には「ザ・昭和着物」としか思えませんが、いいものなのでしょうか。
帯は、今は池袋にお店がある「ゆめこもん」▼さんが、吉祥寺店を閉めたときに在庫一斉セールをしましたが、その時に千円で買った白の絽の帯。
絽を締めるのは少し早いかとも思いましたが、締めてしまいました。
竹の墨絵が描かれています。
骨董市で出会った人たちからは、「すっきりして素敵な帯ですね」と何回も褒められました。
やはり暑い時には暑苦しくない恰好をするのが、よろしいようですね。
2 件のコメント:
いつも としちゃんの着物姿を楽しみに拝見させていただいてます。
上手な買い物に拍手です。着物も早め早めの季節の衣替えでいいそうですよ。
よくあ母がそんなことを言っているのを思い出しました。
帯が着物にマッチして涼しそう 私もこんな色合いが好きです。
うたどんさん、コメントありがとうございます。
そうですね、着物は季節よりも早めに、そして帯は着物よりもっと早めに、と聞いていますが、
今年は特に例年よりも季節の移り変わりが早いですよね。
私が今、着物生活を楽しめるのも、うたどんさんのお母様からたくさん着物をいただいたおかげです。ありがごうとざいます!
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