知人が出演するのと、長唄の演奏に興味があったので、出かけてみました。
お囃子も入っていました。
私もこの曲を習ったことがあるのですが、ほんの少ししか覚えていません。
タテの杵屋三澄那さんは、きっちりと演奏されていましたね。
こちらは「楠公」です。
とても長い曲でした。
タテの方の三味線は素晴らしかったですね。
他にも可愛らしい姉妹のお筝の演奏、清元などがあり、バラエティーに富んでいて楽しめました。
ただし、私には演奏の上手い下手はあまりよく分からないので、演奏よりも着物の着方や髪型、三味線の持ち方に目がいってしまいます。
衿を詰めて着ている人もいますが、ちょっと苦しそうに見えることもありますね。
こちらはお目当ての新内流し。
会場の通路を歩きながら、三味線片手に唄って登場しました。
先頭を歩くのは、三浦屋千代里さん。
新内を数曲歌って、会場をなごませました。
しんみりとした口調や、ちょっと色っぽいものなど、良い雰囲気でした。
そしてまた唄いながら退場されました。
唄と演奏をされている千代里さんには、数年前、まだ私が三味線を習い始めた頃、歌謡三味線(?)を教えていただいたことがあります。
「祇園小唄」や「ゲイシャワルツ」を教えていただきました。知っている曲が弾けるというのは、楽しかったですね。
当時は千代里さんもプロとして歩み始めた頃でした。
そして、今では多くのお弟子さんを持つお師匠さんになられています。
世田谷でも教室を持っていらっしゃいます。
お師匠さんとなってからは、心身ともに苦しい時期もあったと聞いていますが、今では吹っ切れたようにすっきりと粋なお姿でした。
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この日の装い。
梅雨寒の日でしたので、紬の単衣にしました。
ストライプのぼかし模様です。
オリエンタルバザーで3500円だったと思います。
帯は骨董市で千円で仕入れたもの。
昔のものなので長さもちょうど良く、使いやすい帯です。
背中のところがあまりにグジャグジャだったので、写真を写した後には直しましたよ。
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