先日、「大河ドラマが生まれた日」というドラマを見ました。
その中で、佐田啓二役をした七之助さんがとても感じ良い演技をしていました。歌舞伎役者としてではなく、映画俳優という役を演じていました。
その後、たまたま歌舞伎座で七之助がお嬢吉三を演じるのを知り、やはり本来のきれいな女性役も見たいなと思い、さっそく切符を手配して出かけました。
可憐なお嬢様が、ドスの利いた盗賊に変身するのは、気持ちがよかったですね。
今回は3階席の一番後ろの席を選択しました。背後に誰も人がいないというのは、気持ちが良いですね。おまけに右隣は誰もいなかったので、舞台に集中することができました。
おなじみの大川端の場、雪の中の立ち回り、火の見櫓の場など、七五調のきっぱりした台詞のやりとりなど楽しめました。
役者さんは姿も大切ですが、声の質の良さも大事ですね。
若手の中では、菊之助の声が一番だと思っていますが、七之助も個性的な声だと思います。
会場のお客さんも大きな拍手を送っていました。
こちらはおまけのお雛様。
地下の売店に飾られていました。
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この日の装い
いただきものの、大島紬、流水模様です。
お気にいりのタイシルク帯を合わせました。
自作の帯締めは、最初に作ったウクライナカラーです。
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「一日一句」
寒もどり「月もおぼろに」歌舞伎座へ
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