2023年2月27日月曜日

日本橋川を歩く 8 最終回 その2

前回のブログ(2月24日)では日本橋川に架かる橋のうち、茅場橋から湊橋まで書きました。

その先は「豊海橋(とよみばし)」です。

豊海橋は、日本橋川と隅田川が合流する地点に架かっています。

関東大震災の後、震災復興として建て替えられた橋です。

この橋は、上部がアーケードのようになっていました。これは「フィーレンデール橋」と言って、ハシゴを横にしたような珍しい形でした。


このあたりは、江戸時代の浮世絵にも描かれていた場所です。


下の地図の、「現在地」と赤く書かれた場所に立ってみました。

眼の前を隅田川が流れています。

左手に見えるのは「隅田川大橋」。


右手に見えるのは「永代橋」。

この場所はちょっとお洒落なテラスのようになっていました。暖かくて、コートなし、道行だけでちょうどよかったですね。


豊海橋の由来が書かれていました。
「日本橋川が隅田川に入る河口部の第一橋梁」という説明でした。
江戸時代には「乙女橋」とも呼ばれていたそうです。


隅田川に沿って歩きました。

次は「永代橋」です。


橋の下をくぐります。


このあたりは高層ビルだらけでした。


かつては物流の町として栄えたところですが、現在も金融機関や証券会社などが並んでいます。

永代橋は丸いカーブが良いですね。そしてちょっとレトロな雰囲気がある橋です。
最初は元禄時代に徳川綱吉の50歳祝賀のために作られたそうです。赤穂浪士の面々もこの橋を渡って吉良邸に討ち入りに行ったとか。その後、明治時代に架け替えられましたが、大正15年に、関東大震災の復興事業として竣工されたそうです。


後ろにはスカイツリーも見えました。


正面に見えるX型の橋が中央大橋です。江戸時代の人がこの風景を見たら、なんと思うでしょうね。


ここから右折して、亀島川に入りますが、長くなりましたので、それはまたのブログで。

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「一日一句」
隅田川 江戸から令和に かかる橋


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