2024年5月9日木曜日

フィールドワーク@羽村

昨日は大学の「自然を見る目を養う」という授業のフィールドワークで、羽村まで行ってきました。

青梅線で羽村駅まで行き、20人ほど集合して、市内を歩き、最後は羽村市郷土博物館まで行きました。

羽村は玉川上水の始発点であり、昨年、友人たちと一緒に出かけたところです。

今回はいつも授業をしていただいている先生と、その教え子で地理学の研究者さんのガイド付きでした。専門的な話も多かったのですが、いろいろと勉強になりました。

まずは羽村駅近くにある「五ノ神まいまいず井戸」に集合。


井戸の深さは約5メートル、その下の水面までは約6メートルあるのだそうです。

こちらは懐かしい羽村駅です。2023年12月に出かけたのでした。

そして地図を見ながら、羽村の町を歩きました。

急な坂がありましたが、そこは「五ノ神崖線」というところだそうです。

「こんぴら児童公園」という場所で、ガイドの先生の説明を聞いているところです。

この後は羽村駅を通過して、坂を下りました。

こちらは「馬の水飲み場と羽村崖線」です。ここは稲荷神社の近くにあり、前回も通過したところです。坂の途中にあり、坂の上と下では約14メートルの差があるところでした。崖線の説明を色々と伺いました。

懐かしい羽村橋。


こちらは奥多摩街道際にある「羽村橋のケヤキ」です。
木の周囲は7メートル以上、高さは25メートル、樹齢500年ほどの大ケヤキです。
段丘の下に立っています。このあたりは湧水が出るので、木の生育には適しているようです。


少し歩くと、私の好きな玉川兄弟の像。


どういうわけか、像の足元には猫がいました。


同行したゼミ仲間に写してもらいました。


集合写真を写していただきました。


羽村取水堰に到着。
武蔵野台地の尾根を東西43キロつないでいます。


まだ元気に働いています。


こちらは橋の上から写した風景。埼玉の山も見えました。


最後は羽村郷土博物館へ。


ここは無料で入館できますが、1時間に1本しか来ないバスの時間が気になり、ゆっくり見られませんでした。


今回は地形の専門家のガイドさんがいたので、有意義なフィールドワークになりました。
川の水や、石などのパワーにより、地形が変化していく様子が、少しは分かりました。
これからは、坂道を歩くときにも、気を付けてみましよう。

お天気が怪しかったのですが、雨に濡れることもなく、楽しい半日ツアーとなりました。

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「一日一句」

幾万年 水の流れを 肌で知る


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