昨日は東京の北東部へお出かけしてきました。
区名でいうと荒川区、台東区になります。
このあたりは、普段はあまりご縁がない地域ですが、都バスに乗ったおかげで、いろいろなことが分かりました。
まずはJR山手線の西日暮里で降りて、浅草寿町行きという都バスに乗りました。
荒川区役所近くの「サンパール荒川」という施設に行くためでした。
どんなルートをたどったのかというと、三河島駅近くを通って、荒川区役所まで行ったのでした。
それほど時間はかかりませんでした。
私にとって三河島というと、もう半世紀くらい前に起こったJR三河島駅事故というのがすぐ思い出されるので、どんなところかと思いましたが、普通の場所でした。
それとちょっと気づいたのですが、荒川区役所の場所はバスでしか行けないところにあるのは、区民のみなさんにとってはちょっと不便ではないかしら。
そして「サンパール荒川」で「西行幻想」という劇を見ました。
(これはまた後ほどお知らせする予定です)
劇とレビューを見た後は、また同じバスに乗って、せっかくなので浅草まで行くことにしました。
バスの経路は三ノ輪駅を通って国際通りというところを南下するとそこが浅草になります。
意外と近かったので驚きました。
また別の系統のバスに乗れば、それは日本堤や吉原を通って浅草に行くルートになるそうです。
へー、吉原にもバスが通っているのですね。
この辺りの地図はまるで頭に入っていませんでしたが、意外と近いのですね。
都バスに乗っていて気づいたのですが、このあたりはお年寄りがすごく多いのです。
そしてバスに乗ると、見知らぬ間柄でも、すぐにうちとけておしゃべりする人が多いのでびっくりしました。
やはり下町というのでしょうか。
町は近代的になっていましたが、昔の風情は変わっていないように思えました。
浅草に着いたら、スカイツリーが良く見えました。
雷門のほうへ歩きましたが、外国人と若者の多いこと!
大混雑でした。
新宿の比ではないように思えます。
雷門は浅草の象徴なのですね。
ここだけが日本ではないのですが、やはり彼らを引き付ける何かがあるのでしょう。
私が目指したのは、リサイクル着物の「福服」さん。
仲見世にあります。
ここでは紅若菜さんの紅型作品を展示販売していました。
半襟やバッグなどがありましたが、とても人気があって、すぐに売り切れてしまったようです。
私はせっかくの機会なので、紅若菜さんから型の切り方を教えてもらいました。
一番基本の、三角、四角、丸を切り抜くのですが、なかなか思うようには行きませんでした。
線とまるでずれているのが分かりますね。
いいかげんな性格なのでしょう。
後ろのほうに見えるのは若菜先生の蝶の型。
さすがに線がクリアーできれいです。
右のほうに見える白いものの上で切り抜くのですが、これは石鹸なんだそうです。
作品をいとおしそうに扱っている若菜さん。
ということで、荒川から浅草まで、都バスで散策してみました。
私の趣味は、地図を眺めること。
おでかけしたところを地図で再確認するのが一番の楽しみなのですが、帰ってからちゃんと確認しました。地図ってホントにおもしろいですね。
都バスは全区間乗っても200円だそうです。
お天気の良い日には、普段のらないコースに乗ってみるのも面白いですね。
今度は都電に乗ってみようかしら。
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