孫の世話が一段落したので、こんどは母のホームへ。
ホームはうちからは自転車で10分足らずのところにあります。
2009年の春からお世話になっているので、ホームでの生活も6年目に入ったことになります。
優しいヘルパーさんたち、おいしい食事、快適な環境のところにいるので、母はいつも気分が良さそうです。
それでも昔のことが何一つ思い出せない状態なので、それは本当に可哀想に思います。
「どうしてこうなっちゃったんだろうね?」と言いますが、それは私も知りたい。
でも現代の医学では治せないのでしょうね。
親子でいながら、記憶の共有ができないということは、とても淋しいことです。
花の名前は覚えているのに、昔の出来事はまるで覚えていません。
漢字も書けるし、計算能力もばっちりなのに、1分前に話したことも忘れています。
「あんなことがあったね、こんなことがあったね。」と一緒に話せたら、楽しいのにね。
母の部屋からはお隣のおうちの庭が良く見えます。
枝垂れ桜と木蓮、そしてチューリップが咲いていました。
手入れが行き届いていて、とてもきれい。
こちらはホームまでの道に咲いていた八重桜。
こんもりとして可愛らしいのですが、写すのは難しいですね。
ちょっとケバイお花のシャクナゲ。
色とりどりの花が咲き乱れている春は大好き。
4 件のコメント:
あちこちの華やかな花々に癒されますね。
お孫さんのお守りのお役目お疲れさまでした〜
子供は疲れるけど面白いですね、新しい発見がたくさんありますよね。
自分の子育ての時は余裕がありませんでしたが。。。
お母様お元気で何よりです。
記憶の問題は人ごとではない感じがします。
長生きするようになればますます多くなるでしょうね。夫が脳ドックを受けたら知らない間に脳梗塞の後があり脳と頭蓋骨の間に隙間があり脳が萎縮していると言われたそうです。
私の脳写真はどうなってたのかな?と心配(苦笑)
お母様はいい環境のところにいて
幸せですね。もう6年もたつなんて
としちゃんが困り果てて、ホームの門を
たたいたのが昨日のようです。
記憶は定着しなくても、としちゃんのことは
わかってくれて、どうしてこうなっちゃった
のかと思うことはできて、認識することは
できるのですね。
こんなに月日が早く流れて自分の残り時間も
少ないような気がします。
さとさんも、お孫さんの入学式に付き添えてよかったですね。おばあさんになると子供の成長を客観的に見られるのがいいですね。
ご主人も知らないうちに小さな脳梗塞にかかっていたのかしら。
でもお二人で仲良くやって下さいね。
私も自分の脳の写真を見るのは怖いわ。
そうね、残り時間が少なくなったということでしょうね。
カンカンは若いお嬢さんと一緒だから、若い感覚を取り入れる機会も多いと思うけれどね。
年寄りと孫の両方を見ていると、人生を感じますね。
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