このショーは「ゆめこもん」さんと美容室「ROSSO」さんとのコラボ・ショーでした。
場所は原宿にある美容学校。
ここは本格的なステージがあり、照明も音響もばっちりのところでした。
会場は立ち見席が出るほど満員でした。
まずは白井愛子さんという新人歌手の歌謡ショーでした。
浴衣姿で歌っていましたが、どういうわけか、足元を見ると、模様入りのストッキング(?)にピンクの草履といういでたちで、ちょっと不思議な気持ちになりました。
そして浴衣ショーが始まりました。
カラフルな浴衣、夏着物としてもよい浴衣、さまざまな浴衣の紹介がありました。
また帯も半幅帯のほかに、フリル帯も使用されていて、とても華やかな雰囲気になっていました。
次々と浴衣に下駄という若いモデルさんが登場しましたが、聞けば、「ゆめこもん」のお客様も3人ほどモデルさんとして登場されていたようです。振付もしっかりと覚えて、プロに遜色のない見事な動きでしたよ。
珍しかったのは、ステージの上でヘアメイクのデモンストレーションがあったこと。
なるほど、こうやって髪の毛を作って行くのですね。手順が良く分かりました。
でも椅子に座ってやったほうが、やりやすかったのではないかしら?
籠にはヘア・スプレイが入っていました。
ショーの最後は、京都出身の女優さん・こばやしあきこさんによる浴衣や帯の説明と、モデルさんの紹介がありました。
さすがでしたね!
こばやしさんが登場しただけで、会場の雰囲気が一転しました。
毎日着物を着て生活していらっしゃるということだけあって、しっとりとしていて、着物が肌になじんでいらっしゃいました。ほんとうに素敵なお姿でした。
絞りの浴衣もお似合いでした。
そしてこばやしさんによる着物姿が素敵になる所作講座が始まりました。
立ち姿のレッスン。
後ろから写してすいません。
着物を着たときにモノを取る時のポーズ(手のひらをたまごをつかむように丸めるといいそうです)というのを教えていただきました。
こちらは手つきを真似をしているおばさん。(隠し撮りされました。PHOTO BY ツヤ子さん。)
チャーミングなこばやしさんにあやかりたいものですね。
そのあとはお楽しみの抽選会。
「ゆめこもん」の商品券や浴衣交換券が当たった人もいらっしゃいましたが、私は見事に外れました。
こばやしさんのお隣の作務衣姿の方は、「ゆめこもん」のご店主さんです。
会場の様子をちょっとご紹介。
浴衣を始め、帯や和小物もいろいろと販売されていました。
やはりBerry工房のフリル帯は人気がありましたね。
私は、今使っている夏向きのメッシュ帯板にはゴムが付いていないので、ゴム付きのものを買いました。安いものしか買わなくてすいません・・・・。
こちらは「ゆめこもん」の常連さんのお姿。
半襟も手ぬぐいも下駄の鼻緒もすべてコーヒー豆で揃えたというこだわりの方でした。
コーヒー店でお仕事をされていらっしゃるそうですが、すごいですね。
無料講座もありました。
こちらはフリル帯講座を実演している鶴ちゃん先生。
すぐにできあがり。
結び方があやふやになってしまった私には、ちょうどよい復習の機会でした。
私よりもかなりご年配とお見受けしたお客様も熱心に見ていらっしゃいましたが、いくつになってもきれいなもの、可愛いものには心惹かれますね。
ヘアメイク講座もありました。
プロの方に手ほどきしてもらえるなんて、いいな。
浴衣姿に合わせるには、あまりひっつめないで、まとめ髪にした後で、ふんわりと髪の毛を引っ張りだすのがコツなんだそうです。
いろいろと盛りだくさんの浴衣ショーでした。
原宿浴衣ショーの詳細はゆめこもんさんのブログ▼でご覧ください。
このショーを見て、浴衣を着たいという方が増えるといいですね。
長時間、楽しませていただきました。
ご準備や運営にかかわった皆様、本当にお疲れ様でした。
ショーの後は、つたのからまる喫茶店におじゃましました。
一緒にショーを見ていた方たちと、おしゃべりに花を咲かせました。
みんなが気にしていたことは、モデルさんたちが素肌の上に直接、浴衣を着ていたこと。
これって結構、下着が透けてしまうんですよね。
ちょっと目のやりどころに困ることもあったので、やはり注意したほうがよいですね。
それにしてもモデルさんって、顔もお尻もほんとに小さいんですね~。
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この日の装い。
気楽に遠州木綿にしました。
さらっとしているので、暑い日でも気にしないで着られます。
帯は1000円の無地のものに、トルコレースを貼りつけたもの。
後ろはこんなふうになっています。
この日は、20代・30代の若い人たちに交じって、気分も若返りました。
2 件のコメント:
浴衣の季節もすぐそこですねぇ。
あ~浴衣が欲しくなりました。今年は買わないって決めていたんですが・・・
よーでるさんは、すらっとされているから浴衣はお似合いでしょう。
私はどうも半襟がないと、首が埋まってしまうようで似合わないんですよね。
でも「浴衣会」の時は着なくてはならないのですが、とにかく演奏すると暑いので、通気性のよいのがほしいですね。
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