それでどこか温泉にでも泊りがけで行こうと思ったのですが、急なことだったのでどこも締切が終わっていました。
それで仕方なく日帰りツアーを選ぶことにしました。
私が一人で旅行するのなら団体ツアーは利用しないのですが、夫はこういうのが好きなタチなので・・・。
それで空席があったのが、「海ほたるに行って、南房総で浜焼き食べ放題をして、紅葉のお寺を散策して、みかん狩りをする」という、欲張りのバスツアーでした。
実際はこれ以上にハチミツ製造見学、野菜の詰め放題、海鮮市場でのお買い物、お土産のお菓子付、じゃんけんゲーム付、という、てんこもりのバスツアーでした。
利用したのはこちらのHISのバス。
このバスは日本国内になんと9台しかないというバスだそうです。
それで車のプレートナンバーが「5971」(こくない)から5979までというバスでした。
めったに乗れるチャンスがないというので、ラッキーでした。
東京駅を出発したころは、まだお天気もそれほど悪くはありませんでした。
都内を抜けて、海底トンネルを通って、行ってみたかった「海ほたる」に到着。
ここでは風がすごく強くて、立っていられないほどでした。
帽子も飛ばされそうなので、しっかりと押さえていました。
写真ではあまりよく分かりませんが、海は白波が立っていて、怖いほどでした。
海ほたるで休憩した後は、海の上のアクアラインを走りましたが、強風にあおられて、バスの横揺れがすごかったですね。まるで飛行機に乗っているような感じでした。
それでも房総半島に無事到着。
まずは君津市の畑の中にあるはちみつ工房へ。
係りのお兄さんが蜂蜜の製造方法を説明してくれました。
ハチたちはこのように板にぎっしりと張り付いています。
そのハチをふるい落して、蜜だけにします。
このお兄さんは、顔を覆うネットをしていました。
ちなみに私たちは、窓ガラス越しに見学しているので、ハチは襲ってはきません。
こちらが蜜だけになった状態です。
それをドラム缶のような容器に入れて、手回しで遠心分離器と同様にグルグルとハンドルを回して、蜜を落とします。
私もやってみましたが、とてもシンプルな方法でした。
蜜がどんどんと振るわれて落とされていきます。
そして取れた蜜から不純物を取り除くために、今度は濾過します。
そして瓶に詰めるだけ、とい作業だけで、このハチミツには添加物は一切入っていません。
糖度が高いため、保存料は不要なんだそうです。
お兄さんはいろいろ説明してくれましたが、働き蜂というのはひと月ほどしか生きられないそうです。
そして刺した後は死んでしまうのだとか。
これに比べて女王蜂は長生きするそうですが、それほど体は大きくありませんでした。
お土産に買った蜂蜜。
右の瓶はアカシアの蜜で高級品。
わりとあっさりしていました。
左の瓶はいろいろな花をミックスした蜜。
色がちょっと濃い目です。
このように100パーセントハチミツのものにしか「純粋」という言葉は使えないのだそうです。
夫は他にもハチミツカステラとか買っていました。
私一人だけだったら、絶対にこういう場所ではお土産は買わないのですが、どうも夫は買い物ツアーが好きなようです。
その後は、バスに乗り、野菜市場のようなところに行きました。
まずは大きなミカンを一人7個ずつもらいました。
その後は、一人ずつビニール袋を受け取って、そこに野菜を詰め放題しました。
私は荷物が重くなるのが嫌なので、軽いピーマンだけ詰めましたが、他の方は、ジャガイモ、サツマイモ、ニンジン、玉ねぎなど、袋からはみ出すまでギューギューと詰め込んでいました。
この後はまたバスに乗ってお魚市場まで行きました。
(この項、続きます)
2 件のコメント:
私も大勢の旅はあまり得意ではありませんが、効率よくまわれるのはいいですよね。
はちみつは大好きで毎日食べていますが、たくさん手間をかけてできているのですね。
いろいろな味を比べてみるのが好きです。
ずんこさん、そうね、こういうコースは個人ではなかなか行けないと思うのですよ。たまには団体旅行もいいですね。
はちみつ、毎日食べているのですか。アカシアはかなりすっきりいていました。他で買うよりとてもお買い得なお値段でしたよ。
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