2016年2月11日木曜日

祖母の着物をワンピースに

今から30年ほど前に亡くなった祖母が着ていたと思われる、黒い着物がありました。

一度は手を通したのですが、さすがの私にも小さすぎました。
裄も短いですね。

以前、青梅に行ったときの写真です。


それで着物リメイクの弥弥▼さんに相談して、ワンピースにしようということになりました。

普通のすとんとした形では面白くないので、図書館に行って着物リメイクの本を数冊借りてきました。

リメイクというのは、どんな着物でもよいというわけではなく、やはりその着物の生地の特性を生かさないとなりません。

それでその着物と同じような素材と思われる、こちらのワンピースを作っていただくことにしました。

モデルさんはふんわりヘアーに、黒の手袋、黒のパンプス、小さなバッグで可愛らしいですよね。


これは着物の部分(身ごろや袖やおくみなど)の四角そのものをうまく組み合わせて縫ったデザインです。

ただし本の服はかなりサイズが大きかったので、私用に小さめの寸法を考えていただきました。
かなりお手数をおかけしたと思うのですが、こんなに可愛いワンピースが出来上がりました。


肩のストラップが、ちょっとぶりっ子していますが。
生地の特徴と、デザインがよく合ったと思います。


初夏になったら着てみたいと思います。

弥弥さん、どうもありがとうございました。




2 件のコメント:

マサ さんのコメント...

まぁ、おばあ様の着物が素敵なドレスに変身しましたね。
いかにも「着物をリメークしました」といった感じの服もありますが、これはとてもお洒落で洗練されています。
初夏を迎え、身に着けて出かけるのが楽しみですね。

おおしまとしこ さんのコメント...

マサさん、素敵になったでしょ?
四角と四角を斜めに縫い合わせるので、対角線の長さを出すために、√(ルート)の計算をして
制作していただいたようです。
肩のリボンが可愛いのですが、これを着るには、ストラップレスのブラが必要という
ことが判明。どうしましょう、と思っているところです。(笑)