2016年11月15日火曜日

美術館建築を楽しむ ~庭園の中の美術館~

先日、市民カレッジ「美術館建築を楽しむ」に参加してきました。


この講座は2年程前からずっとシリーズで学んでいて、座学と実踏が交互にあるのですが、この時は座学でした。

これまではずっと午後の講座だったので、スライドを見るとき室内が暗くなると眠たくなってしまっていたのですが、今回からは午前中になったので、なんとか目を開けていました。

この日のテーマは「庭園の中にある美術館」。
スライドを見ながら、庭園内にある4つの美術館の特徴などを、講師の先生に説明していただきました。

4つの美術館は以下の通りです。
どちらも東京から近いところにあります。

1.世田谷美術館
2.府中市美術館


3.目黒区美術館
4.町田市立国際版画美術館


私は1、2、3の美術館は何回も行ったことがありますが、4はまだ行ったことがありません。そのうち行ってみたいと思います。

先生のお話をざっとまとめてみました。

1.世田谷美術館
1985年建築
内井昭蔵 設計
砧公園の中にある美術館として有名ですね。
建築家の「健康な建築」という理念を実現させた美術館です。
フランクロイドライトにつながる装飾が施されています。
レストランやカフェもあるので、マスコミでも紹介されることが多い美術館です。
難点は、交通の便があまりよくないことです。
 
下の写真は私が行った時に写したものですが、周囲の公園には、こんなふうに樹木がたくさんあり、お散歩にも最適なところです。


2.府中市美術館
2000年築
設計 日本設計
外壁はフランス産とポルトガル産の2種類のライムストーン。
曲線を持つアルミパネル。
府中の森公園の中にある美術館でそれほど大きくはありません。

こちらは私が行った時の公園の様子です。


3.目黒区美術館
1987年築
設計 日本設計
公園の中に図書館やホール、プールなどの区の施設があり、その一つとして美術館もあります。
 
こちらは私が行った時の公園の写真です。
ちょっとレトロな雰囲気のする公園でした。


4.町田市立国際版画美術館
1987年築
設計 大宇根建築設計事務所
町田市立芹ヶ谷公園の中にある版画専門の美術館。
版画の作業ができる工房があり、ここで版画を学ぶことができる。
周囲には湧き水が流れている。
町田駅まで続く緑の中にある。

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この日の装い。

ちょっと珍しい着物を着てみたい気分になったので、足利銘仙という古めかしい着物を着てみました。
これは銀座で開かれた「着物大市」というリサイクル着物のイベントで買ったものです。
寸法がぴったりでした。


布団の皮のような絵柄ですね。
裏地が、どういうわけか、グリーンというか黄緑色なのが珍しいですね。

帯、はしょっちゅう登場する黒の幾何学模様。
着物がごちゃごちゃした模様なので、鋭角的なデザインのほうが良いと思って選んでみました。

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