先日、雛祭りの日に江戸東京博物館に行ってきました。
最寄りの両国駅の階段はこんな素敵に変身していました。
ここを歩くのは、もったいないくらいですね。
階段に、お雛様の絵が貼り付けてあったのです。
お見事でした。
今回の江戸東京博の催しは、「江戸と北京 18世紀の都市と暮らし」でした。
この二つの都市は似ているところもあるし、違っているところもある、という観点でのイベントでした。
私は、シニア料金だったので、一般の半額でした。
18世紀には、江戸の人口は100万人を超えたそうです。
北京も清朝の都市として最も栄えた時期だったそうです。
当時の日本は鎖国政策が行われていましたが、それでも中国貿易は公認されていて、長崎を窓口として、清王朝からいろいろな文化やモノが入ってきました。
今回の展示に協力したのは、北京の首都博物館というところだそです。
なんと100件以上のものが、日本初公開だそうです。
故宮博物院からの出し物ですごいと思ったのは、乾隆帝80歳祝典を描いた「乾隆八旬万寿慶典図巻」でした。
江戸の町並みを描いたという「熈代勝覧」もありましたが、どちらも素晴らしいものでした。
年表を見て、面白いと思ったことがありました。
それは徳川家康が亡くなった年に、清朝のヌルハチが最初の皇帝になったということでした。
この年表はうまくできていて、徳川家の将軍と、清朝の皇帝の名前などを比較してみることができました。
展示品は、他にも将軍や皇帝の衣装、それぞれの都市で使われていたもの、芸術品などがありました。
あまり人気のない展覧会なのか、とても空いていてゆっくりと観ることができました。
こちらはおまけのお雛様。
母のホームに飾ってあったタペストリーです。
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この日の装い。
タイシルクの帯と、東レシルック着物の組み合わせです。
帯揚げと帯締めは先月、「川越きもの散歩」でいただいた景品です。
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