先日、女性板前さんのお誘いで、酒蔵見学をしてきました。
西武線の東村山駅で待ち合わせをしました。
行先は、「豊島屋酒造」▼というところです。
東村山駅からは、ゆっくり歩いて20分くらいのところでしょうか。
酒蔵の看板が見えてきました。
入り口には大きな木がありました。
実はこのような大木がある場所は、近くに良い水が大量にある、という証拠なんだそうです。
こちらの酒造会社の歴史は古く、始まりは江戸時代初期に神田鎌倉河岸にできた一杯飲み屋さんだったそうです。
420年くらいの歴史があるのだとか。
その後、酒造専門業者となり、今から70年ほど前に、こちらの地にやってきたそうです。
本社はいまだに神田にあるということでした。
工場見学は、まずはお米を洗って蒸すところからでした。
すごく大きなタンクでした。
実際に酒になるところは、高い場所にありました。
そこに行くのには急な階段を上らないといけないので、小さな子供は平気で登っていましたが、私は着物だったので、ちょっとパスしました。
この上からは、大きなタンクの中でお酒が発酵している様子が眺められたそうです。
この辺りはとても良い香りが漂っていて、いい気分になれました。
その後は酒を保存している場所を見学。
とても寒い場所でしたが、一緒に見学した小学2年の男子は、なんと袖なしのTシャツ1枚のみでしたよ。
こちらの写真は、暗くてよく見えないかもしれませんが、今は枯れてしまった古い井戸です。
ものすごく深くて、下を覗くと吸い込まれそうで、ぞっとしました。
こちらは新しい井戸です。
ものすごく大量の水を使っているそうです。
そしてこちらでお楽しみのテイスティングタイムとなりました。
部屋の中には、吊るし雛が飾ってありました。
干支の人形や、ふくろうなども飾ってあり、とても可愛らしかったです。
たくさんの種類の日本酒を、少しずつ飲んでみましたが、甘味、酸味、濃度などそれぞれに違いがありました。
一番感激したのは、みりんのおいしかったことです。(下の写真では左端のペットボトル)
調味料というよりも、デザートワインのようなまろやかな味でした。
こっくりとしていて、ほんとにおいしかったです。
私が一番美味しいと思ったのは、屋守(おくのもり)というお酒でしたが、これはこちらでは販売されていないので残念でした。
今回は2つのファミリーと、料理関係の方、そして私というメンバーでした。
一緒に見学した3人の子供たちと、もうじき生まれるお腹の中の赤ちゃん。
みなさま、お疲れ様でした。
おまけは東村山名物の串団子でした。
モチモチしておいしかったですよ。
家へのお土産は、こちらの「金婚」という名前のお酒。
香りもよく、口当たりも良く、芳醇な味わいでした。
案内していただいた豊島屋酒造のTさん、酒蔵見学を企画していただいたMさん、どうもありがとうございました。
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この日の装い。
酒蔵は水も多いと思ったので、濡れても平気な東レシルックにしました。
ひでやさんのグリーンの半襟がアクセントです。
帯は、ぽわるさんで買った、黄色の格子柄の木綿名古屋です。
この日は暖かだったので、コートではなくて、羽織で十分でした。
骨董市で500円で買った大島の羽織でした。
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