先日出かけた等々力渓谷 1▼の続きです。
こちらは渓谷の中にある日本庭園です。
竹が生い茂っていて、かぐや姫でも出てきそうなところでした。
書院から眺めたお庭です。
なかなか風情がありました。
お部屋の中には、渓谷についての説明や資料がいろいろ置いてありました。
床の間もありましたよ。
お庭に咲いていたサルスベリ。
庭園の向こう側には芝生広場があり、小さな子供たちが暑さに負けずに遊んでいました。
日本庭園の管理人さんから「古墳を見てきたらどうか」と言われたので、いったん等々力渓谷を抜けて、玉川野毛町公園の方まで向かいました。
野毛大塚古墳▼と言います。
古墳を横から写した写真がなかったので、インターネットより拝借しました。
この古墳は、上から眺めると、ホタテ貝のような形をしているそうです。
高さは10メートルということでした。
5世紀の初めごろに作られたものだとか。
こちらにはいろいろな埋葬設備が確認されていて、多くの武具などが発見されたそうです。
かなりの権力者の墓だったのでしょうね。
古墳を見てから、もういちど渓谷の方へ戻りました。
横穴墓も見てきました。
このあたりでは、横穴墓は6基以上発見されたそうです。
こちらの3号横穴は奥行きが13メートルほどあるそうで、中に遺体を置かれていたのでしょうね。
ここからもいろいろな道具や装飾品が出土されたそうです。
今から1500年以上前のものだと思われますが、その後の震災や災害などにも負けずに、ずっとこの場にあったというのは、すごいものだと思いました。
古代の人たちも、この渓谷の美しさを感じていたのでしょうか。
そして、行きにはまだ閉まっていた甘味屋さんの「雪月花」に入ってみました。
こちらは準備中の写真です。
お店はけっこう賑わっていました。
お店の外でも飲食ができますが、暑いので部屋の中に入りました。
窓からは等々力渓谷の緑が見えます。
大きな白玉が3つも入っていましたよ。
夫は、「かき氷を食べると鼻が痛くなる」という人なので、ところてんを頼んでいました。
渓谷から出てみると、温度計では中は外気よりも3度も低かったことが分かりました。
ということで、東京にいながらにして、ちょっと郊外にお出かけしたような気分になれる等々力渓谷のご紹介でした。
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