先日は、ご近所にあるお寺の境内で、「藍の生葉染めワークショップ」に参加してきました。
この染めの作業は夏の間しかできないそうで、貴重な体験をさせていただきました。
染めの指導は、ハーブ研究家のみゆき先生。
お料理も染め物も、そして俳句にも深い見識をお持ちの素敵な先生です。
今回参加したのは、場所を提供していただいたお寺の奥様、美大の先生、学生さん、音楽家、アートクリエイター、カメラマンさんなど多彩なメンバーでした。
私はいつものように割烹着で参加しました。
こちらが染めに使う藍の葉っぱです。
この葉っぱを手で小さくちぎります。
そして洗濯ネットを入れた洗面器の中に、ちぎった葉っぱを入れます。
水を加えて葉っぱをモミモミしていると、だんだんと抹茶色のようになります。
こちらのビー玉と輪ゴムは、絞り模様をつけるためのものです。
布の下からビー玉を入れて、その上をきりきりとゴムで結ぶと、そこは染まらずに白い模様がつくのです。
染料に布を漬けて、モミモミしながら色をつけました。
私は絹と木綿の半襟を用意しました。
絹にはだいぶきれいな色がついてきましたが、木綿はダメでしたね。
大きなたらいで作業をしているお嬢さん。
楽しそうですね。
去年、同じ藍染めをして、少し色落ちしてしまったショールを染め直している方もいらっしゃいました。二度染めということです。
一回目の染めの作業が終わり、ロープに干しました。
逆光ですが、きれいですね。
この作業を2回繰り返しました。
そして最後は、お酢を入れて、色を定着させます。
こちらの写真は、名カメラマンが写したものですが、とても気に入ったので拝借しました。
お寺の境内で、染物にいそしむ人たちの図です。
セミの声が聞こえてくるようでしょう。
ちょっと休憩タイム。
先生のお手製のおやつも用意されていて、感激。
手前はさつま芋の羊羹、とても美味しかったです。
飲み物はシソの葉っぱをちぎって入れたものを用意していただきました。
これはこちらの料理教室▼でもいただきましたね。
シソの香りがしてとてもおいしかったです。
2回目の染めが終わって、布を乾かしている間に、集合を写しました。
布の違いによって、色も微妙に違いましたが、どれも美しい青色でした。
こちらの絞りは上手にできあがりましたね。
こちらは、私が染めた半襟です。
(写真の腕が悪いため、よく分からなくてすいません。)
ほんのりとブルーに染まっていて、絞りの模様もあるのですよ。
とても楽しい作業でした。
(ちょっと蚊にさされましたが!)
みゆき先生、みなさま、どうもありがとうございました。
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