高齢者の生活をお手伝いする仕事(有償ボランティア)を始めて、9か月ほど経ちました。
それ以前は、高齢者のお弁当の調理を担当していたのですが、これだと料理のメニューの幅が広がり、作り方も覚えますが、直接、高齢者と顔を合わせることがありません。
それで、今年の初めごろ、担当の方と相談の上、直接、高齢者をお手伝いをするセクションへ変更しました。
今年の7月にも書いています▼が、その時は、また新しいお仕事が増えるという時点でした。
今では、次々に依頼をされるようになって、毎月、4軒のおうちを担当するようになりました。
お手伝いの回数は、毎週の方、隔週の方、月に1回だけの方、とさまざま形態ですが、どなたもご高齢の女性の方のお手伝いをしています。
お年寄りの生活を見ていると、いろいろなことに気づかされますね。
一つは、どなたもモノをたくさん抱えているということ。
みなさま、戦後の物のない時代を過ごしているせいか、ものすごくモノをたくさんお持ちです。
それを目の当たりにすると、残された家族は整理するのが大変だろうなと、思わずにいられません。
誰でも、身体が自由なうちに、身の回りのものは処分したほうがいいだろうな、と感じてしまいます。
私もそのうち、後期高齢者になりますが、その時になって片づけをするのは大変でしょうから、モノはあまり増やさないようにしたいと思っています。
そして、二つ目に気づいたことですが、(個々のことはプライバシーに関することなのでここに書くことはできませんが)どなたも多かれ少なかれ、身体の不調を抱えていらっしゃいます。
それでも、気の持ちようで、明るく楽しく暮らしていらっしゃる方もいれば、沈みこんでしまう方もいらっしゃるということです。
ご自身の不調を嘆くよりも、残された機能を使って、明るく楽しく過ごす方が、周囲の人も喜ぶことでしょう。
私自身はもちろんいつまでも元気にしていたいと思います。
そのためには、いろいろなことに目を向けて、楽しく過ごせるようにしていたいものです。
こういうお仕事をするようになって、自分を振り返ることができ、またお年寄りからもいろいろなお話を聞かせていただき、学ばせてもらうことができて、本当に良かったと思います。
そしてこの仕事は、短時間でも家事労働をしっかりとするので、ダイエットにも良いと思いますよ。
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