地元の文化会館で、マスダユタカさんという方の「ロードサイダー・アート展」を見ました。
ロードサイダーという言葉は初めて聞きましたが、猥雑な世界を写真に切り取って、そしてそれを立体的に見せていました。
どういうわけか、昭和の雰囲気が醸し出されていました。
この方は市内在住の写真家なのですが、いわゆるきれいな風景写真ではなく、生活感のある風景を写して、それをポップな形で表している写真家さんです。
言葉ではうまく説明できませんが、たとえば写した写真を「飛び出す絵本」のようにしたり、小さな穴から覗いて見るようにしたり、といろいろ工夫をされています。
地元の駅前などが写っていると、それだけで嬉しくなりました。
「あっ、ここ知っている!」という感じです。
お馴染みの天神通りです。
分かる人には分かりますね。
地元の駅前の風景は、他にもたくさんありました。
また、行ったことがある場所もこんなふうにして見せていただくと、立体的になり、面白かったです。
東京タワーです。
立体的に見せているので、その場にいるようでした。
こちらは羽田空港。
すぐにでも飛行機に乗って、どこかへ飛んで行けそうです。
巣鴨。
おじいちゃん、おばあちゃんの原宿と呼ばれるところです。
私もとげぬき地蔵に行ったことがあります。
名古屋・大須の「くぐりもの」シリーズ。
ここも庶民的で大好きな町です。
台湾シリーズもありました。
正統派の写真ではないかもしれませんが、なんとも味があり、私は気に入りました。
つんとすましたような超近代的な場所でないことが、一番嬉しいですね。
展覧会の詳細はこちら▼
9月24日まで開催されています。
入館無料です。
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