2018年5月4日金曜日

国展 2018

昨日は、第92回国展▼に行ってきました。
この時期は、毎年、お邪魔しています。

国展は、今から100年前に創立された「国画創作協会」の定期展覧会のことです。
現在では、絵画部、版画部、彫刻部、工芸部、写真部から成り立っています。

私の高校の同級生が工芸部の会員で、いつも素敵な作品を出品されています。
今年の作品はこちら。


ビビッドなピンク系の織物です。
彼女にしてはちょっと珍しい色合いかしら?
ちなみに昨年はこちら。同じパターンでも色が違うと雰囲気が変わりますね。


今年は、国展のパンフレットの表紙には、彼女の作品が掲載されていました。


工芸部では、他にもすてきな作品がたくさん並んでいました。


やはりきれいな色の布に、目がいきますね。


帯にしたらいいだろうな、と思ってしまいます。


こちらの大皿も素敵でした。


国展には、いつもは着物友だちと出かけているのですが、今年はみなさん、連休中はいろいろとご用事があり、仕方なく夫を連れ出してみました。
こういう展覧会とはまるで無縁な人です。
布を見てもあまり興味は示さないだろうと思ったので、工芸部はほどほどにして、夫が興味を持ちそうな、写真部も拝見してきました。
水や光をうまく利用した写真は素敵でしたね。
また絵画部も、あっと驚くような作品が多数あり、見ていて飽きませんでした。
みなさんの創造力のすばらしさに、圧倒されました。

会場の新美術館では、こちらの展覧会が開かれていて、ものすごい人たちが列に並んでいました。
ルノアールの絵画です。


日本人は、有名な作品を見るのが好きなのかもしれませんが、あんなに混雑していては、ほんの少ししか見られないのでしょうに、と思いました。

この日は地下鉄銀座線工事のため、いつものルートは使えなかったので、変更ルートを使って、日比谷にある「都粋」に寄ってみました。
こちらへ行く道筋は、新しくできたミッドタウンに行く人で満員でした。
お店には、まだ配属されたばかりの男性の店員さんがいらっしゃいました。
素敵な染の帯をみせていただきましたが、ちょいと我慢しました。


こちらのKさん、着物歴は10年だそうですよ。

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この日の装い。

先日の京舞の時▼と同じ着物です。


今回の帯は、和紙と麻が素材で、柿渋で染めたというもので、軽くて涼しいので重宝しています。

帯揚げと帯締めは、京都のkaonn▼さんのもの。

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