今月の新橋演舞場は、藤山直美主演の「笑う門には福来たる」でした。
これは女興行師・吉本せいさんの人生を描いたもの。
5年前にも同じ舞台▼を見ていました。
その再演ですね。
ちょうど「海の日」だったためか、会場は満席でした。
高年齢層ばかりですけどね。
お話は、吉本興業を夫ととともに始めた吉本せいさんの波乱万丈な人生のお話。
この人は家族運が少ないのか、夫にも子供たちにも、そしてまた大切な人にも先に逝かれてしまったのでした。
そういう苦難を乗り越えた女性の一生でした。
お芝居は11時に開始して、途中休憩が2回あり、それ以外にも幕が何回も降りて、終ったのは3時を過ぎていました。
さすがに長いというか、もう少しテンポよく進めてもらいたかったですね。
今回の舞台には喜多村緑郎、林与一、田村亮などの俳優さんが登場しましたが、息子役は西川きよしの息子のようです。
この息子が、笠置シズ子と恋愛関係にあった、というのは知りませんでした。
今、世の中では吉本のお笑い芸人の闇営業が話題になっているようですが(私はよく事情を知りませんが)、そういうことを知ったら、吉本せいさんは何といったでしょう。
お客さんに笑いを提供して、喜んでもらいたいという一途な気持ちで、「笑いの王国」を築き上げた人でしょうから、今の芸人はなんだか惜しい感じがします。
私の感想としては、以前の舞台▼の方が面白かった気がしました。
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この日の装い。
出かけるときは雨が小降りでしたので、またセオアルファーの登場です。
グレイのチェックの着物です。
帯は着物友だちのSさんからいただいたもの。
小花が飛んでいて、可愛らしいですね。
ありがとうございました。
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