2023年1月10日火曜日

小石川後楽園 その1 〜概要〜

2023年が始まったばかりのお正月2日目は、文京区にある都立小石川後楽園に行ってきました。

その日は、無料のガイドツアーがあるというので、参加してみたかったのです。

シニア料金で入園したので、150円で年始めの半日を、楽しく有意義に過ごすことができました。

小石川後楽園は、当初は単に「後楽園」と呼ばれていたそうですが、岡山県にも後楽園ができたので、「小石川」を付けて呼ばれるようになったそうです。

場所はJRやメトロの飯田橋駅から数分歩いたところにあります。以前、神田川を歩いた時の「飯田橋」にまたお会いすることができました。写真は真っ黒になってしまいました。


元旦の振替休日だったので、入り口には国旗が掲げられていました。

ガイドツアーが始まるまで、一人で庭園をブラブラとしました。


冬なのであまり花は咲いていませんでしたが、それでもきちんと手入れされています。こちらは万両?

この日はかなり寒かったですね。日なたはそれほどではありませんでしたが、日陰はヒンヤリとしていました。

ここは歴史のある庭園で、徳川家康の11人番目の最後の子供である徳川頼房が、中屋敷に造ったのが始まりだそうです。そして水戸藩二代藩主の光圀のときに完成しました。

その後、変遷を経て、現在は都立の特別史跡・特別名勝となっています。

下の写真の後方に見えるのは、東京ドームです。かつてはそこも藩邸でした。

この庭園は回遊式築山泉水庭園と呼ばれますが、それは将軍があたかも京都の天皇にお目見えできるよう、庭苑内には、京都までの風光明媚な道のりが表わされています。ぐるぐる歩いていくと、京都に辿り着くという趣向が凝らされています。

ガイドさんはボランティアですが、歴史や地理にとても詳しい方で、たくさんの資料を元に、丁寧に説明して下さいました。

さてガイドツアーが始まりました。

続きはまたのブログで。

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この日の装い。

いただきものの、切り嵌め模様の小紋。

白地にきれいなブルーの着物です。お正月なので、こういう明るい色の着物もよいかしら。


帯は黒×シルバーの変わり格子の名古屋帯。

帯揚げも帯締めもブルーで統一しました。

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「一日一句」

初春や 徳川の思ひ つなぐ庭



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