2023年1月13日金曜日

三味線の初稽古

今日は、今年初の三味線のお稽古でした。

年末年始は家での稽古をさぼっていたので、最初はちゃんと弾けなくて焦りました。やはり毎日の積み重ねが大切ですね。

ということで、今度は「多摩川」を教えていだきます。

この曲は明治41年(1908)に作られた曲で、それほど古い長唄ではありません。

多摩川の山間から流れる川の様子を歌っています。

 (本調子)

 それ帝都二百余万の民草が 潤う水のみなもとは

 遠く丹波の山間に発り 青苔衣を負ひて

 巌の肩にかかり 白雲帯に似て 山の腰をめぐる

 昼も日原の影暗く 轟然として荒まじき・・・・

 (漢字が難しくて出てきません)

この曲は大好きな曲ですが、最初の方は大薩摩といって難しい演奏なので、少し後ろの方の「晒の合方」という部分を習うことにしました。

私は多摩川の近くに住んでいますが、実はその晒しの近辺なのです。

わりと穏やかで、そして楽しい曲調です。自分のテーマ音楽(?)になれば良いですね。

また万葉集の以下の歌は有名ですね。

「多摩川にさらすたづくりさらさらに

 何そこの児のここだかなしき」

私自身は老化防止のため、暗譜を心がけるようにしています。

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「一日一句」

三味線の 初の響きは 多摩の川


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