2023年5月3日水曜日

自転車で墓参り

うちの家族はみんな信心深くなくて、墓参りもあまり行きません。

それでも今回はちょっと事務手続きをする必要があったので、自転車で多磨霊園まで出かけてきました。

父の命日は1月末なのですが、寒い時期なので、ゴールデンウィーク前半の父の誕生日に合わせて行くことが多くなっています。

お墓までは、うちからだと走行距離は6キロくらいでしょうか、ちょうどサイクリングには良い距離のところにあります。


自転車なので、ラフな格好です。

霊園には白い花が咲いていました。青空に映えていました。

ナンジャモンジャの木でしょうか?

とても日差しの強い日でしたが、風もなく爽やかでした。

ホーホケキョの声も聞こえてきました。

スタイリッシュな回廊を通ります。

この場所、なんだか美術館のようで、好きなところです。

こちらが納骨用のロッカーが収納されているホールです。後ろに見える壁紙のようなところの後ろ側に、ロッカーが並んでいるのです。

三角錐のモニュメントが小さく見えますが、実物はかなり大きいのです。周囲には水が流れています。

こちらの写真は、去年の秋、母の納骨をしたときのものです。

左側に写っている妹は、海外に住んでいるため、コロナの頃はずっと来日できず、ようやく母が亡くなって1年経過したのを機に、来日することができて、一緒に納骨したわけです。

両親とも、《葬式や法事は無用》という遺言を残していたので、私たちも命日とか彼岸とかにこだわらず、気候の良いときにお墓参りしていますが、それで良いと思います。

何回忌、というのもしません。

いろいろな考えの方がいるので、それぞれの家族の方針で亡くなった人を思い出せばよいのでは、と思っています。

先月、来日した妹の娘たちが、父が愛用していた達磨の置物と、母の箪笥にずっと飾られていた日本人形を、持ち帰って行ってくれて嬉しく思いました。

こんなふうに自分の部屋で飾っているようです。


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「一日一句」

白き花 ふたおや眠る 墓地に咲く


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