2023年5月25日木曜日

二度目の玉川上水 その3《橋巡り中編》

二度目の玉川上水 橋巡りの中編です。

今回のブログは、中野通りにある五條橋交差点から、京王線の幡ヶ谷駅周辺までです。

古い北澤橋跡の近くにあったのは「四條橋」でした。


橋というよりも、この形はフェンスというか、仕切りのようでした。もちろん上水は流れていません。


こちらの四條橋は1992年(平成4年)に作られていました。今から約30年前ですね。

気持ちの良い緑の道が続きます。ほんとに「緑道」です。


しばらく歩くと、今度は「五條橋」でした。


この橋は、石のベンチのような形をしていました。
すっきりとしたデザインですね。

すぐ近くには「六條橋」がありました。


こちらは欄干もあり、葉っぱの模様がついていました。四條橋、五條橋に比べると、橋らしい形をしていました。1990年(平成2年)のものです。

このあたりは消防学校の敷地が広がっているところでした。消防士の訓練、救急教育、災害訓練などを学ぶところだそうです。全寮制だそうです。

赤い消防自動車が見えました。


とても広大な敷地でした。大変な仕事を担うためには、教育や訓練も大事ですね。


消防学校の近くにあったのは常盤橋(ときわはし)。


デザインも先鋭的です。


常盤橋もやはり1990年でした。


こちらにも渋谷区教育委員会の説明がありました。

緑の中を歩くのは気分が良いですね。


木漏れ日が美しい。

次はすごく古い橋でした。なんと大正13年11月です。ということは関東大震災の翌年になりますね。私の母もこの年に生まれたのでした


変体仮名で書かれていましたが、「あいをいはし」ですね。


木製のような橋でした。

漢字だと「相生橋」と書くようですが、ひらがなしか読み取れませんでした。

このあたりから緑道の周囲の様子がちょっと変わってきました。少し賑やかな地域になってきました。

お次は「代々幡橋」。「よよはたはし」と読むようです。

1989(平成元年)に作られた橋でした。

お次は丸い形が面白い橋でした。これは水車を意味するようです。


「山下橋」です。

説明板によると「上水の余水を利用して水車が動き、人々の生活と強く結びついていた」ということです。ただし、水車は見つかりませんでした。

お次は「美寿々橋」。


「みすずはし」です。洒落たデザインの橋でした。

この近くになると京王線の幡ヶ谷駅が近くにあり、緑道は商店街と交差するようになっていました。


こちらにも玉川上水の説明板がありました。

駅から続く道にはちょっとした広場がありました。


そこにかかっていたのは「二字橋」です。


「ふたあざはし」と読むそうです。

今回のブログはこちらまでとします。次回は初台までの予定です。

このあたりは緑道の右側が渋谷区西原、左側は渋谷区幡ヶ谷という住所の地域でした。

距離にすると、この区間は1キロほどだと思いますが、緑が多く、とても気持ちの良いお散歩道でした。

橋の名前も面白く、またデザインも一つとして同じものがなく、ユニークでした。

渋谷区が玉川上水を大切に扱っているという様子が伝わってきました。

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「一日一句」

木漏れ日や チチチと鳥の 声聞こゆ




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