2008年3月3日月曜日
老化対策
若い頃、丸3年間、赤道直下とまではいかないけれど、北緯6度というアフリカの熱帯地域に住んでいたの。
その3年間に得たモノは数え切れないほどあるわ。
その中で、得たモノとはいえ、欲しくて得たのではなく、気がついたらいやいや自分のものになってしまっていたものがあるの。
それが顔のシミ。
3年間アフリカにいた、ということは四季の全部が夏という生活をしていたから、普通の日本人なら3回分の夏なのに、私は3×4の12回分の夏を体験したことになるの。
そんなわけだから、日焼けをしないわけはないわね。
当時はまだ若くてぴちぴちしていたから(?)、日焼けなんぞなんのその、アフリカの炎天下でテニスをしたり、海岸で遊んだりしていたのよ。
そのツケがやってきたのが、日本に戻ってきて10年くらいした頃から。
なんとなく顔にぽちぽちができて、えー、これは何だろう、と思うまもなく頬に広がってしまいました。
やだぁ、と思いつつも、子育てにかまけて、なすがままにしておいて、手入れなどしなかったのよ。
そしてまた10年ほど経つと、だんだん色が沈着してくるし、なんともみっともない。
写真に写してもはっきりと分かるのよね。
しぶしぶ皮膚科に行ってみたけど、医者からは非情にも「こういうのは治りませんね」と断言されてしまう始末。
でも「先生、何とか治らないでしょうか」とお願いすると、「まあ、気休めにビタミンCでも塗っておけば」とのお言葉。
これが一軒の皮膚科だけではないのよ。
何箇所か診察を受けてみたけど、どこでも、もう手遅れですよと言われるだけ。
えー、あの若き日になんの防御もなく、あちこち出歩いたツケがこの始末!
最近、体調のあまり良くないときに、化粧をしないで出勤したら、研究室の学生から
「○○さん(私の名前)、今日はどうしたんですか! 顔が真っ赤じゃないですか! 熱でもあるんじゃないですか!」とあまりにもはっきり言われてしまったの。
もー、男の子ってこれだから、嫌よね。
真実なら仕方ないわ。そんなに赤ら顔なのかなぁ?
そんな悩みを抱えているときに、ラジオのゲストに出演された漢方薬局の薬剤師さんが、肌には、はと麦が良いと教えてくれたの。
彼女も永年悩んでいたそうだけど、毎日お茶代わりに何杯も飲んでいるうちに、すっかりきれいになったとのこと。
それならと、私も先日からはと麦を飲むことにしました。
はと麦は薄い色しかつかないけれど、味も結構飲みやすいの。
そしてまた朗報が!
ひょんなご縁から京都のエステサロンの方とお近づきになり、なんとかシミ対策を施してくださるとの約束が出来上がったのよ。
1月にはサロンにお邪魔して、至福の時間を与えていただきました。
おまけにサロンで発行しているパンフレットまで送っていただきました。
京都までお肌のお手入れのために通うのは、いかにも有閑マダムみたいだけど、私って本当はお金にはまるで縁のない貧乏主婦。
そんなに頻繁には行けないわね~。
でも、京都といえば春夏秋冬いつでも素敵な楽しみがあるでしょ。
そういった古の美にあふれた京都を散策しつつ、一皮向けた新しい自分になれそうだと思う錯覚も、これからの私の老後対策には必要なのよ。
今更美人になれるわけではないけれど、あのアフリカでの無防備な日々を反省しつつ、これからは少しは自分の身体を可愛がってあげないとね。
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4 件のコメント:
京都は本当におくが深いです.ぜひ京都だけではなく,その先までおいでくださーい.
いつかエステの先生,紹介してくださいねー.私もシミが目立ってきて,ダンナから
辛辣なお言葉を頂戴して,落ち込んでます
タカポンさん、このサロンは「大人の隠れ家」なんですよ。市内の地下鉄の駅からすぐです。自転車通勤をすると日焼けしますよね。手の甲が真っ黒になりますもの。
来週、神戸や京都の先生が集まって、会議があるので、また関西情報を仕入れておきますね。
私たちの若いころって、小麦色の肌がもてはやされましたよね。
美波里とか、「燃えろ、ナツコ」とか、「クッキーフェイス」とか。海に行ったら、焼かなきゃ損だと思っていたもの。
ところが、ここ十年来は、うって変わって美白一色。その中で育った今どきの若い女性は、歳とってもシミは出にくいにでしょうか。ちょっぴり、くやしいかなぁ~。
マサさん、そうだったね。前田ビバリみたいなのは、今は流行らないですね。
でも、今の若い子は、大気汚染とか化学物質や添加物のために皮膚も老化しているかもしれないよ。
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