先日、市役所の前を通りかかったら、市役所前の広場で「アースディ」という環境問題を考える市民団体グループのイベントをしていたの。
私自身はそれほど特別、環境保護に関心が強い、というわけではないのだけど、ちょっと覗いてみました。
添加物の入っていない安全な食品を販売していたり、子供たちと手作りおもちゃを作っていたり、発展途上国のものを売っていたりしていたわ。
私もこの市に住んで20年以上経っているし、ラジオ番組作成もしていたので、こういう市民グループの方とは面識があるので、あちこちで知った顔の人も見かけました。
ある模擬店の前を通りかかったところ、
「○○さん!」と、私の名前を呼ぶ人がいるのよ。
えっ、と思ってそちらを向くと、たしかにどこかで会ったことのある人のお顔・・・。
でも名前が思い出せないの。
「ごめんなさい、お名前が出てこないわ」と言うと、
「Nですよ」と言うの。そうそう、Nさんというお名前の人だったわね。
「ああ、Nさんね、懐かしいわ~」と答えて、二人で再会の握手をしたのよ。
ところが、彼女も私も、お互いにいつ時の知り合いだかが思い出せないの。
二人で、「えーっと、子供が幼稚園のときかしら?」とか「子供会で一緒だったかしら?」とか、あれこれ探り合って、ようやく20年くらい前に、公民館の市民講座などでよく一緒に勉強していたときの知り合いだと思い出したの。
彼女は今は、自然食品を提供するレストランで仕事をしているそう。頑張っているわね。
そのお店で作っているクッキーを買いました。
手作りの石鹸というのも販売しているそうよ。
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あの頃、公民館で一緒に学んだ仲間からは、市議会議員さんも何人か出たし、Nさんのように今もきちんと活動している人もいるのよね。
私はそういう市民活動からは道がそれてしまったけれど、子供を保育者に預けながら自主グループを作って、いろいろ学んでいた時代が懐かしいわ。
子供を育てながら会社で働く人もいるし、仕事はしないで子育てだけという人もいるわね。
人それぞれだと思うけれど、私は20年くらい前は、家で仕事をしながら、子育ても社会参加もしたいという欲張り人間のため、市民講座に参加するというスタンスでずっと続けてきました。
今になって思うと、それがよかったのか悪かったのか、あるいは意義があったのか無意味だったのか、自分ではよく分からないわ。
それに子供にとってもどうだったのかしらね?
いつも子供を預けて、いろんな講座に出ていたけれど、単なる育児放棄だったのか、あるいは子育て中の人間の自立に役立ったのか・・・・。
女性の生き方って、いろいろあって、選べる立場にいらる、というのは幸せなんでしょうね。
20年前の知人に出会って、そんなことをふと思い出したのでした。
8 件のコメント:
昨日、少しは環境にも目を向けなさいと、母を叱ったばかりです(笑)
あたしがアレルギー体質なので、石鹸、洗剤類はまーさんがこだわるようになりました。
青年部で資源回収もしているので、出し易いように、まーさんが細かく分別しています。
・・・・・・・・・あれ?
あたし何もしてないや(笑)
育児放棄なんてことはありませんよ!
時々登場するお嬢さん、とても素敵な方ですもの。
お母さまの背中を見て、たくさん学ばれたのでしょう。
としちゃん、育児放棄って言葉、なんだか胸にズシンと来るわ。
私が出産したころは、育児休暇なんて制度がなかったから、産後8週間で職場復帰したの。もちろん大変な部分もあったけど、朝、会社に着いて自分の机の前に座ると、ほっとしたのも事実。開放感っていうのかなぁ~。こんなこと、娘たちには、口が裂けても言えないわね(汗)
よかったのか、どうなのかは、私もわからないわ。
娘は、「仕事は一生続けるつもり。もし、子供ができたら、お母さん、よろしく~」って、今から言うのよ。ギャフン。
因果は巡る?いや、応援するつもり。
もう一言。
まーさんのお母さん、つまりあたしの義母は、まーさんが生後3ヶ月の時に看護婦の職に戻ったそうです。
お陰でかどうか、まーさんはお料理以外の家事は完璧です。
人柄も、としちゃんさんはご存じですね。
義妹も、とてもいいひとで、子どもを3人産んで幸せに暮らしています。
まーさんも両親と妹を大切にしていますし、あたしも、働きながら子どもたちを育て、世間も視野も広い義母を尊敬しています。
としちゃんさんはちらっと書かれただけかと思いますが、結局カーネーションを買い忘れた罪悪感から、娘の立場で書いてみました(笑)
史子さん、コメントいただいていたのに、いろいろあってお返事が遅くなりました。すいません。
私も洗剤や石鹸にはすぐに皮膚が反応してしまうのですよ。何かのアレルギーなんでしょうね。
マサさん、お返事が遅くなりました。
正社員を続けながらお二人を育て上げたのは、ほんと見事ですよ。お嬢さんたちも一生のお仕事を見つけていていいわね。
私は娘には長く仕事を続けてもらいたいの。自分が歩んできたような楽な道は選ばないでほしいわ。
史子さん、そうか、まーさんが優しいのはお母様の影響なのね。生後3カ月と言ったらまだおっぱいが必要なときだったでしょ。大変だったでしょうね。
史子さんのお義母さまのこと、ときどき登場されますけれど、ほんとうによいお母様のようね。いい方に巡り合えて、よかったわね。
としちゃん
このての悩みは働く女性の宿命かしら?
私も33年間教職についていました。
職業柄、同じ時期にぶつかる自分の子供の入学式や卒業式には、ほとんど出席できなかったわ。
次女には生徒さんと私とどっちが可愛いの?
なんて、泣かれた事もあったわ。
その時は「辞めようかしら」と真剣に悩み
ました。
でも、舅姑に助けられて乗り切れたわ。
仕事を続けたいと言う私の思いが、夫も
子供も含めた周囲の人たちに、随分迷惑を掛けてきたんだと思います。
私にとっては仕事を続けられて、本当に良かったと思っているの。
ただ、としちゃんが言われるように、子供たちにとって良かったかどうかは、意義が有ったのかどうか、本当のところ分かりません。
言えることは、としちゃんのお子さんも
マサさんのところも、立派に職業人として
生きていらっしゃる、其れが答えじゃないかしら。
としちゃんの向上心が萎えることなく
続いていることも意義が有ったと言う
回答でしょう。
真蘭さんはずーっと長い間、お仕事を続けてきたのね。えらいわ。私など軟弱者だから、楽な道を選んでしまったけれど。
子供を育てながら仕事を続けられるということは、本人の意思もあるけれど、周りの協力と子供が健康であることも重要ですね。
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